さて、パートIIIは古いカートリッジの画像からスタートということにしよう
OrtofonのSL15という、MC20より古いカートリッジを厚木さんからいただいた
とても心温まる音だとパートIIに書いたが、SL15でレコードをきいてから、向こう側に見えるMC30superできくと「MC30ってなんてシャキッとしているんだろう」と感じる
このカートリッジ一個しかないとちょっと困るのだが、音楽性とは何かという事を考えさせられる
☆ 磯部さんと一緒に柳澤宅を訪問した帰り、柳澤さんがクルマでスタジオまでおくってくれたので、「ちょっと僕の音もきいていきますか?」ってことになった。 「音が立ってない」と彼は言う。「弦楽器は滑らかなだけじゃダメなんだ。擦っている感じをリアルに再現するには、まず音が立っていなければならず、甘い音はその後で良い」と言われて、僕は半分「そうかなあ?」と思うのだが、先ほど柳澤さんのお宅ですごい音をきかされているので、あまり論争をする気はしなかった。 この寒い日に寒さ満点のStudioK'sで、ほとんど丸一日鳴らしてなくて、スイッチを入れたばかりの音に文句言われてもなあ、という気もしたのだが、多分彼は充分ヒート・アップした状態でも同じ感想を述べるだろうと思い、僕は黙っていた。 「きれいな音だし、SNも良い」「だけどそれだけじゃダメだ。男性ボーカルをきかせてくれ」などの注文に応じて、あれこれかけるが、なにしろ夜の12時を過ぎているから音量も限度がある。もちろん自信のないソフトは選ばず、LPを中心にあれこれかけた。OrtofonのMC30superでチェロの曲をかけると「おいしい音だなあ」という感想も出てきたので、アンプがあたたまった頃を見計らって、なにしろ僕はアーム3本フォノイコ3台だから、例のごとくまだ誰も持っていない「綾戸智絵 Life」のLPを三種類の音で再生して「どれがお好き?」とさりげなく逆襲に出た。いつもの通り1)MC30super 2)L0.4 3)STUDIETTO+ZYXの順だ。 すると彼は、なによりSTUDIETTO+ZYXによる「音の広がり感」に驚いていたようだった。僕は、「こんなに違うのか」と言う柳澤さんに「そう、今Dr.Y氏のところで修理中の、運が良ければ2002年中には柳澤邸に戻ってくる「GOLDMUND REFERENCE」に良いカートリッジをあてがえばこの世界が手に入るのです」と言った。僕の場合、LPは7〜8種類ぐらいの音が楽しめるが、CDの再生は今の状態からさらに上を目指すと多分10倍の出費を余儀なくされる。だから「大きな不満がなければあえて上は目指さないでいるのだ」と言うと、「確かにそれはそうだ」ということになり、彼の中では多分「山本さんの音はいくつかの不満はあるものの、それに目をつぶれば美しく安定した状態」ということになったらしい。僕としては「元々中庸を目指してるわけだし、それはそれで大いにけっこう」だと思った。 そして、それからあれこれ話をして柳澤さんが帰途についたのは明け方の4 時近くだった。おそらくどこかの駅からタクシーで帰った磯部さんと三人合計で約140才、認知した子供の合計7人、バカみたいというか、バカそのもののオヤジたちである。まあ、私たち3人は正月からここを読んでガハハと笑った人の代表だけどね。 暮にSISの大野さんと電話で話していて、「柳澤さんに音が立っていないと言われた」と言うと、「まあ今はしょうがないですね。今度スピーカーでも替えてひどい音になったら、メチャクチャ言ってあげればいいじゃないですか」と教えてくれた。僕はそれは良い考えだと思い、「柳澤さん、スピーカーを別の物にしないかなあ」と心待ちにしている。 .
☆ 磯部さんと一緒に柳澤宅を訪問した帰り、柳澤さんがクルマでスタジオまでおくってくれたので、「ちょっと僕の音もきいていきますか?」ってことになった。
「音が立ってない」と彼は言う。「弦楽器は滑らかなだけじゃダメなんだ。擦っている感じをリアルに再現するには、まず音が立っていなければならず、甘い音はその後で良い」と言われて、僕は半分「そうかなあ?」と思うのだが、先ほど柳澤さんのお宅ですごい音をきかされているので、あまり論争をする気はしなかった。
この寒い日に寒さ満点のStudioK'sで、ほとんど丸一日鳴らしてなくて、スイッチを入れたばかりの音に文句言われてもなあ、という気もしたのだが、多分彼は充分ヒート・アップした状態でも同じ感想を述べるだろうと思い、僕は黙っていた。
「きれいな音だし、SNも良い」「だけどそれだけじゃダメだ。男性ボーカルをきかせてくれ」などの注文に応じて、あれこれかけるが、なにしろ夜の12時を過ぎているから音量も限度がある。もちろん自信のないソフトは選ばず、LPを中心にあれこれかけた。OrtofonのMC30superでチェロの曲をかけると「おいしい音だなあ」という感想も出てきたので、アンプがあたたまった頃を見計らって、なにしろ僕はアーム3本フォノイコ3台だから、例のごとくまだ誰も持っていない「綾戸智絵 Life」のLPを三種類の音で再生して「どれがお好き?」とさりげなく逆襲に出た。いつもの通り1)MC30super 2)L0.4 3)STUDIETTO+ZYXの順だ。
すると彼は、なによりSTUDIETTO+ZYXによる「音の広がり感」に驚いていたようだった。僕は、「こんなに違うのか」と言う柳澤さんに「そう、今Dr.Y氏のところで修理中の、運が良ければ2002年中には柳澤邸に戻ってくる「GOLDMUND REFERENCE」に良いカートリッジをあてがえばこの世界が手に入るのです」と言った。僕の場合、LPは7〜8種類ぐらいの音が楽しめるが、CDの再生は今の状態からさらに上を目指すと多分10倍の出費を余儀なくされる。だから「大きな不満がなければあえて上は目指さないでいるのだ」と言うと、「確かにそれはそうだ」ということになり、彼の中では多分「山本さんの音はいくつかの不満はあるものの、それに目をつぶれば美しく安定した状態」ということになったらしい。僕としては「元々中庸を目指してるわけだし、それはそれで大いにけっこう」だと思った。
そして、それからあれこれ話をして柳澤さんが帰途についたのは明け方の4 時近くだった。おそらくどこかの駅からタクシーで帰った磯部さんと三人合計で約140才、認知した子供の合計7人、バカみたいというか、バカそのもののオヤジたちである。まあ、私たち3人は正月からここを読んでガハハと笑った人の代表だけどね。
暮にSISの大野さんと電話で話していて、「柳澤さんに音が立っていないと言われた」と言うと、「まあ今はしょうがないですね。今度スピーカーでも替えてひどい音になったら、メチャクチャ言ってあげればいいじゃないですか」と教えてくれた。僕はそれは良い考えだと思い、「柳澤さん、スピーカーを別の物にしないかなあ」と心待ちにしている。
.
2001年末に富田さんが秋葉原でiPod(アイポッド)を買ってスタジオに持ってきた。要するに5GBのHDを搭載したMP3プレーヤーなのだが、さすがにアップル製だけあって非常に美しく、質量185gとリモコンほどだ。外付けHDとしても使え、5万円近いものだが、4年前には単なる5GBのHDがそれぐらいだったなあと、不思議な気分になった。安くはないと思うが、MDと違ってメディア不要、入れ替え不要でCD100枚分ほどを記憶し、ウオークマンのようにきけるのなら、特に高価というわけでもない
その時に、僕はiTunes(アイチューンズ)というアップル製のMP3ソフトを使って手持ちのCDをMP3に圧縮してみたのだが、これがけっこう楽しめる音質だった。曲名その他をキーボードで入力出来るし、CDをMP3で読み込みつつ、すでに読み込んである音楽を再生できるあたりが面白い
皆さんがいつも見てくれているStudioK'sHPは、このような環境で日々更新されている
ディスプレーに隠れて見えないが、裏にあるG4 CUBEは、ファンがなく、世界一静かなパソコンだろう。僕はMacを使いながらオーディオを楽しみたくて、昨年の夏、オークションでCUBEを手に入れた
iTunesでちゃんと音をきこうと思い、ディスプレーの裏にあったG4 CUBEに付属のスピーカーを前に出してみた
これで、まあまあ楽しめる音が出たものだから、ちょっと欲が出てきた。危ない予感、、、
☆↓こうなってしまうところがオーディオ好きの性ってやつだろう .
☆↓こうなってしまうところがオーディオ好きの性ってやつだろう
僕はサウンドステージ派であるから、当然スピーカーはフリースタンディングにしたい
それで、結局ディスプレーを左右入れ替えてしまった。裏はケーブルがゴチャゴチャなので、約2時間ほどを費やした
ここまで至ると、スピーカーの音質に不満がでてくるので、SoundSticksが欲しくなるのが人情ってやつだ。足下には、ウーハーを置くのにおあつらえ向きのスペースもある。しかし、何だってこんなことになってしまったのだろう? 富田さんのせいだな、きっと
☆ 左の青い物体はDENON DL1000、100Aのケース(FRのキーパーみたいな物で、すごく豪華)の中に入っていたスポンジです。 正解者第一号は三重県在住の佐々木英人 様
☆金城さんならディスプレーの画面にミニソネックスを貼るかも知れない。でも、それでは画面が見えないので、僕としてはできるだけディスプレーを後ろに下げたくなる。すると、左側の旧型StudioDeisplayが邪魔だ。液晶にすればセッティングの自由度はさらに向上するので、ほとんど使っていない17インチCRTのStudioDeisplayは売りに出す事になるかなあ。 2002.1.3 昨日、札幌の小野さんという方からメールが届き「iTunesはインターネットに接続しながらCDを挿入すると、自動的に曲目やアルバム名を表示する事は知っていますよね」と書いてあった。MP3にそれほど興味のない僕は、まるでわかっていなかった。例えば、カセットやMDにコピーした際に曲名や演奏者を書くのは面倒な作業で、これが自動的に入力されるとしたら夢みたいだ
☆金城さんならディスプレーの画面にミニソネックスを貼るかも知れない。でも、それでは画面が見えないので、僕としてはできるだけディスプレーを後ろに下げたくなる。すると、左側の旧型StudioDeisplayが邪魔だ。液晶にすればセッティングの自由度はさらに向上するので、ほとんど使っていない17インチCRTのStudioDeisplayは売りに出す事になるかなあ。 2002.1.3
昨日、札幌の小野さんという方からメールが届き「iTunesはインターネットに接続しながらCDを挿入すると、自動的に曲目やアルバム名を表示する事は知っていますよね」と書いてあった。MP3にそれほど興味のない僕は、まるでわかっていなかった。例えば、カセットやMDにコピーした際に曲名や演奏者を書くのは面倒な作業で、これが自動的に入力されるとしたら夢みたいだ
iTunes2の初期設定で「必要な時にインターネットに接続」にチェックを入れ、試しにCDを挿入すると、本当にインターネット上のデータベースで調べてきて、上図のように自動的に曲目や演奏者が表示される
これには感動した
そんなわけで、持っているCDをどんどんMacに読み込ませて、年末と正月はこれをきいて過ごした
CUBE付属のスピーカーとキーボードを富田さんに引き取ってもらって、僕はSound Sticksを買う事にした
それで、富田、SONY佐藤、山本の三人で秋葉原へ繰り出してSound Sticksを買ってきた
山本さま、ご無沙汰しております。
K's webも笑いあり涙?ありで、素晴らしいですね(笑)。 運営はタイヘンでしょうけど。。。
個人的には最新のトミタ/サトウ組のPC用SPセッティングの絵が ハマってしまいました。心の底から尊敬の念を込めて申し上げる のですが、「ビョーキ」ですね(笑)。僕も仕事でG4 cube、家で G4 Powerbookという組み合わせになったのですが、あの付属SPの セッティングを詰めようとは思いもしませんでした(笑)。
お問合せのLIFE(LP)の発売日ですが、ちょっと今、どうせならLOVEとい うアルバムと一緒に出そうかという話しがあるのと、印刷物をUS組 立てするかどうかという2点で遅れています。
こちらにも問い合わせを頂くのですが、「春頃には」という回答を 差し上げています。
時々、高い音がビリつくので、もう少しアンプが高級ならなあと思うのだが、これは「あまり音量を上げない」方が良いってことみたいだ
左側のTFTディスプレーはシャープの16インチだが、右側のapple純正Studio Displayを基準に見ると、故障しているのかと思うほど色が悪く、そしてちょっと斜めからみると明るさが変わる。ナナオのはもっとヘンだった。もちろん両方とも新品なのだが、オーディオと違って画像は一目瞭然だから困る。調整の仕方が悪いのだろうか ?
そんなわけで今日からは、SDサウンドのパワーアンプに電気を通して、また左耳で音楽をきいている。これだと肩は凝らない。でも、カエターノもガル・コスタも、対面したければいつでも目の前にやって来るわけだから、これはこれで素晴らしい事だ。iTunesに費やしたHDの容量は約3GBで、昔のようにHDが全部で350MBなんて時代では考えられない。
☆今日確かめた最新情報だが、あと一月ぐらいでSDサウンドの新型パワーアンプの試作機が出来るらしい。3パラのステレオ機で出力は8オームで60Wぐらいらしい。デザインも変わるし、音も余裕が出るだろうと期待している。
今日はこんなカタチのパワーアンプをきいてみている
皆さんをお待たせしてるやつがそろそろ出てくるらしい
セレクターとボリューム付きのパワーアンプなので、最初はSDサウンドのステレオ機と交換して、中高域に使ってみた。次に、SDサウンドの4パラを中高域にして、CECのAMP71を低域に使ってみると、これは良い組み合わせだった
SDサウンドOTLの美しい音色と、トランジスタアンプの力感溢れる低域が楽しめる
CECのAMP71はA級という事になっているが、通常のA級アンプとは異なり、あまり熱くならない
☆StudioK's HPは予告無しにページが更新されているので、あちこち探検してみて下さい。 2002.1.10
☆iPodの箱はとても美しいので、捨てられない人もいるようだ。iPod with 低周波治療器なんて作っても誰も買わないだろうな。
☆Sound Sticksは、色々試した結果、かなり音が良くなってきた。サテライトSPを約10時間ほどメインのシステムにつないで、限界に近いパワーを入れて鳴らし(慣らし)たり、LPをきいてみたりして、どの程度の物かを確かめてから元に戻した。音はMacからの送り出し音量を大にして鳴らすのが良い。この場合、起動音や警告音が(最低に設定しても)異常なぐらい大きくなってしまうという不便はあるのだが、音に関しては昨日あたりから非常に楽しめる状態になってきた。この状態ならSound Sticks 2万円は大変安い買い物だと言える。でも、一人しかいない職場とか家庭なら良いけれど、この音を複数で出していたら多分耐えられないだろう。
> > SoundSticksはますます快調で、僕のメインシステムより原本さんの音に近いバランスです。
だって、おなじ「ラインソース型」ですものね(笑)。一度、チューンナップされた音を体験させてください。
これまたビョーキ会話だ。SoundSticksはかなりのところまできていて、あと一歩って感じだ。このところ昼間はほとんどこちらできいている。それでも一日平均4〜5時間はSDサウンドのアンプにも灯がともっていて、普通の使い方よりは激しいだろう。三台の真空管パワーアンプを一日10時間以上使うのは、色々な意味で辛いものがある。GOLDMUNDのmm8を(常時通電で)使っていたときより、電気代は一ヶ月で3.500円ぐらい上がった(僕は5.000円ぐらいと予想していた)。この程度なら、月に一枚スカのCDを買わないとか、タクシーに乗らないとかで、3.000円浮かすのは可能だけど、真空管だって寿命があるだろうし、僕のBGMのために電気をそんなに使って良いんだろうか ?という気はずっとしていた。
僕のカエターノ・ヴェローゾ好きはかなり重傷で、かつてのケルン・コンサート級、まさにヘビー・ローテーションそのものである。カエターノのライブビデオを3本ほど見ると、色々な魅力がわかってくる。麻薬的とも言える歌声と表情はもちろんのこと、現代的な美術が好きみたいだなとか、基本的には立って、あるいは椅子に座って歌うのだが、その合間のちょっと滑稽にも見える踊りと言うかアクションも実はなかなか魅力的だと思う。ダンスと言うより舞踏、暗黒舞踏とかに共通する一種土俗的であやしい動きなのだ。カッコ悪さが妙に格好良いというか「かわいい」感じがする。特に均整のとれた体とも思えないが、やけになまめかしい感じの上半身、善も悪もみんな受け入れそうな目、ウーム。。。。そんなわけで、一昨日からは、セロ弾きのおじさん夫妻と坂本龍一が作ったCDを二枚買ってきてきいている。
僕にとってブラジル音楽はなじみが薄く、せいぜい「セルジオメンデスとブラジル66-77」、「ヴィラ・ロボス=ブラジル風バッハ」、あとは当然アントニオ・カルロス・ジョビン、あたりってことになる。去年小林悟朗さんが、「カエターノのビデオ(ライブ)を見て、どんなかなと思ったら、音楽も映像も水準が高くて、こりゃ日本は軽く負けてるぞと思った」みたいな事を言っていた。確かにそれは言えていて、ちょっとうらやましい感じとか、妬ましい気持をおぼえる。「Noites do Norte ao vivo」のビデオかDVDが出たら絶対見てやるぞ。 ところで、カーロス・リベラってブラジル人だったかなあ?
1/17に机の上はこうなった。スピーカー中心のセッティングと考えてもらって良いだろう。ここまでする必要があるのかどうかはわからないが、そろそろ色々な人にきいてみてもらおうかと思っている
去年、あんなにパーセル&ST2のケーブル類を吟味していた岡崎さんは、路線変更で潜行中。あそこまで到達して僕を驚かせた柳澤さんも変化がありそう。富田さんは元々変幻自在だからよくわからないけど、今はMacにはまっているので、意識はそちらにいっているかも知れない。僕は去年の11月からの状態をどこまで維持できるかを課題にしている。あれこれやって音を変えるのは、しばらく休みにしたい。SDサウンドの新しいパワーアンプがきても、出来れば今の音の延長であって欲しいと願っている。放っておけば維持できそうなものだが、実はそうでもなく、同じ状態で一日数時間づつきいていても音は微妙に動いていて思うままにならない。
☆先週のアクセス総数は約12.000件だった。もう少ししたら一日平均2.000アクセスが当たり前になるのかも知れない。パートIやパートIIを読んでくれている人の数が予想より多かったのだが、これはパートIIIが始まったことを知らないのではなく、新しい読者が増えているのかも知れない。
☆金城さんにきいたら、オーディオ・ベーシック誌は徐々に売り上げを伸ばしているらしい。この、本が売れなくなっている時代に少しでも実売部数が伸びるというのはすごい。そうそう、「ディスプレーの画面にミニソネックスを貼るかも知れないなんてひどい。僕なら枠に貼る」と言っていた。 2001.1.18になったばかり
先週の金曜日の夜遅く、川崎さんがスタジオに来た。その感想が届いたので僕のページにアップした。ああ、眠い。
BENZMICROのREFERENCEというカートリッジは以前一度きいたことがあって、その時はRUBYの精密さもL0.4の力強さもない、穏やかでどっちつかずの音という印象だった。ごく最近、モデルチェンジした「REFERENCE2 SILVER」を試聴する機会を得た。これはかなり良い。現代版MC30superみたいな音で、こういう傾向の音に弱い僕はちょっと危ない。 2001.1.21
L0.4でよく鳴るLPをREFERENCE 2で再生してみた結果、L0.4に替わる物はなく、REFERENCE 2に近いカートリッジはいくつかあると判断したので、REFERENCE 2を手に入れるのはやめにした。
LPの再生に関して、やってみたいこと、確かめたいことはいくつかある。まず、トーンアームを10本ぐらい集めて集中的にきき比べてみたい。さらに、そこで勝ち残ったアームに対してカートリッジをこれまた大量にきき比べるなんてことが実現したら、これは楽しいだろうなあと妄想している。同じ条件でアームを10本取り替えてきくというのはなかなか大変な事で、多分20年とか以前、CDが存在しない時代でもそのような事はあまり行われていなかったと思う。何とかしたいものだ。SMEがちょっと問題だな。
3月に出るオーディオベーシック誌の取材を終えた。取材は終わったけど、これから原稿を書かなければならない。僕は取材が終わる度、自分の音をきいてみる。勝ち負けとかそういうんじゃなくて、自分の音は何なんだろうと思う。それは鏡にうつした自分の顔のようで、自分自身が飽きてしまってはいけない。
☆撮影で共同通信社に行き、オーディオベーシック誌の読者ハガキを読んだ。その中に「山本耕司が出過ぎだ」という中央区民からのハガキがあった。OK、出過ぎないようにするよ。真面目な話、前号のようにに4ページのために3回も出向き、バカみたいに苦労して原稿を書くような企画はやってられない。その上出過ぎだと言われる我は悲しすぎだ。メールアドレスも控えてきたからお詫びのメールでも出そうか。
先日、夜、富田さんから電話があって、パーセルの代わりにPerpetualTechnologiesのP-1Aを使ったらまことに具合が良いと言っていた。本当かなあ? と、書いていたら証拠写真が送られてきた。ホントだあ。
僕の知っている限りだが、富田さんは日本で一番最初にパーセルを買って使っていた人で、それはこのHPにも書いてきているし、読んでくれている人もいるので、嘘偽り無い事実だ。SS誌が取り上げたのはその約半年後だった
その富田さんがP-1Aを使ってみて「良い」と言うのだから、これはちょっと気になる人もいるのではないだろうか ?
見てくれてる人が増えると僕のHPも多少の影響力を持つことになるので、あからさまにあれよりこちらが良いというような内容は(元々書いていないけど)さらに書きにくくなる。でも、誰々が何々から何々に替えたという事実は掲載してるわけだから、そこから推察して欲しい。そして、機器を選ぶのはあなたでしかないのだから、ここでの事実を参考に自分で確かめてみてもらえないかなあ。P-1Aなんか、そう高価でもないし、買うか借りて試聴してみて、その結果を知らせて欲しい。良いか悪いかを一概に断定出来ないのがオーディオの面白さであり、このHPはそのあたりの追求ぶりと人間模様を描いている
岡崎さんと僕の会話にしても、全然違う選択をしているところが面白いわけだもんね
さらに露出すべきです!
> 読者ハガキを読んだ。その中に「山本耕司が出過ぎだ」とい う中央区民からのハガキがあった
こうした投書がくるのは一流と認められた証です。 歯牙にもかけない人に、ふつうは、そんなことはいいません。 ですから、そのようなことを気になさらずに、さらに露出すべきだと思います。
なんて、わたしのほうが「出過ぎた」ことを申し上げまして、すみません。 2002.1.27 原本さんからのメール
ネタにして遊んでるだけです
僕も金城さんも露出しすぎってのは、前号を出す前から自覚していて、 次号からはあんな風には出来ないと思ってるわけです。 でも、他人に言われるとちょっと腹が立ちますので、 このところあまり書くこともないし、 あの部分はHPのネタにさせてもらってるだけです。 本人からメールがきて、仲良くなれたりしたら、 また面白いじゃないですか。 2002.1.27 僕が原本さんに出した返事
と、書いていたらご本人からメールがきた
山本耕司さま はじめまして。中央区在住の☆☆と申します。 今日、「僕のオーディオ生活」を読んでいたら、 >「山本耕司が出過ぎだ」という中央区民からのハガキがあった。 という文章に目が入ってしまった。これは多分、私のことだ。でも、アンケートを ちゃんと見て欲しい。面白かったベスト3には山本さまの記事をあげているはずで す。それに、「僕のオーディオ生活」HPは、いつも見ていると書いたと思いますけど。 HPでお書きになる位ですから、憤慨しているのは十分わかります。いまさらなが ら、と言われるかもしれませんが、3本とも面白かったですよ、正直なところ。他の 雑誌で同じようなことを書いている評論家の先生方の記事の印象が薄いくらいです。 だから目立っているような気がしてあのような感想になってしまった。実際のとこ ろ、先月号のオーディオベーシックは、「高島…」と「my audio life」が無かっ たらつまらなかっただろうなあと思います。 それで、アンケートには、軽はずみなことは書かないようにします。 今後とも、HPとAudioBasicでのご活躍をお祈りしております。
.ほめるのもけなすのも難しい。音をきかせてもらった時など、いつも苦労している。(山本)
僕のところにあるカエターノ・ヴェローゾのCDは合計で11タイトルぐらいになった、みんないい。色々辛いことがあっても、この声をきくと心がなごむ。僕より10才年上のカエターノ・ヴェローゾがこんなにカッコいいんだから、僕も対自分比で少しは格好良く生きていけるかも知れないと思う。
カエターノ・ヴェローゾの事が掲載されている日本語のHPで、一番美しく、そして詳しいのは以下のURLのページだと思う
☆珍しく、知らない人から「お茶の水調理研究所」にファンレターが届いたので、喜んでちょっと更新した。関係ないか ? 次号AB誌の原稿が書けずにHPの更新をしているのは、仕事が忙しくなると頭にきてサボってパチンコをやるようなもんでしょうかね。露出度は減らすにしても、何か新しい表現と言うか、自分にしか出来ない面白さみたいなものは追求したい。原稿の締め切りはあと一週間ほどなので、書き終わった頃に予告のページを見てもらうと、何か出ているかも知れない。
本当は最近手に入れたSAECのアームを試したいのだが、ちょっと心の余裕がなく、出来ずにいる。すごく良い音だったらどうしよう。KENWOODのアームを使わなくなるかな。このところ昼間はずっとMacで音楽をきいているから、KP9010のオートリフトアップが半分どうでも良くなりつつあるのは確かだ。そうなると、他のターンテーブルでも良いのだが、他のターンテーブルを買うわけにもいかないし、色々なアームを取り付ける事を考えると、キャビネット付きはダメだ。製造中止になったCECの三本脚のターンテーブルを買っておけば良かったかな、などと思ってしまう。そんなわけで結局、KENWOODのターンテーブルを使う事になる。
☆TAOCのラックに直接マウント出来て自由な位置に移動してSMEでもSAECでもFRでもテクニカでもマグネパンでもMicroでもダイナベクターでも、何でも15分で取り替えられるアームベースが欲しい。何か良いアイデアはないだろうか?
先日、AETの小原君が来て、新しい金属でスパイクと受けを作ったのできいてみてくれと言う。僕は正直あまり興味がないので、「好きにやってみそ」という態度だった
スパイクには8mmのネジ穴が切ってあるので、例えばTAOCのラックの脚にもつくらしい
一番音に影響が出そうなCDトランスポートの下に使ってみると「こりゃ困る」というぐらい音が変化する。何通りか試した結果、受けは使わず左の写真のようにスパイクを置いて、その上にトランスポートを置くことにした。ラックの棚板とスパイクの間に薄い布とかを入れると、さらにまた変化しそうだ
しばらく使ってみてくれと言って置いていったので、そのままになっているのだが、一週間も経つとこっちの音が当たり前になるので、そのうち元に戻してみようと思っている
TATUYAさんからいただいたメールより抜粋
実は、昨日、川崎さんが我が家に来られて少し聴いていただいたのですが、その 時に、私の聴取位置と川崎さんの聴取位置が違っていて、私は山本さんの所でも していましたように前のめりになる。川崎さんはソファーに深くもたれて聴かれ る。以前からかなりはっきりと認識はしていたのですが、この70-80センチの位 置の違いが聴こえて来る音に非常に大きな違いをもたらすことを、川崎さんにも 確認していただきました。深くもたれて聴く音は、大人しくて、音は整っている けれど、平板で奥行きがなく、音像も立体的でないのです。私たちは、今までど うやら違う音を聴いていたようなのです。いろいろ話してみると、私が"深い音 場や立体的な音像"と言っていた意味が、実は川崎さんは何を指して私がそう言 っているのか分からないというところがあったようです。それを聞いて少し悲し い気がしたのですが、それはそうだろうと思います。 富田さんの原本さんの感想、試聴ポイントに着く前の感想を読んで、私のところ での昨日の出来事と重なって、原本さんと私の音は次元は違っていて、おこがま しいのですが、印象深かったです。 川崎さんが帰国する直前になって、私が聴いている音と同じ音を聴いて頂けて、良 かったのですが、もう間もなく日本に行かれてしまうのは、ひどく残念です。 やはり一緒にやるから出てくるオーディオのよさというものは、格別です。
.川崎さんが去ってしまい、日本がうらやましいなあと山本さんのHPを見るたびに 思いそうな森内より。 PS:"中身は男か?”というのは、あの原本さんをつかまえて、なんてひどい話し でしょう。私が厳重に厳重に抗議いたします(笑)。 メインのシステムと比較して、こっちの方が良いなんて言ってるわけじゃないんだけど、相変わらず僕はMacで音楽をきいている。昼間は特別な事がない限りSDサウンドのアンプにスイッチを入れる事はない。その代わり、きく時はちゃんときく事にした。昨日、柳澤さんがスタジオに来たので、彼にもSoundSticksをきいてもらい、「原本さんの音みたいでしょう?」と言うと、「何を横道にそれた事をやっているのかと思ったが、確かに普通はこれで充分だ」との返事がかえてってきた。僕は、みんなHDにコピーしてしまえばトランスポートも不要になって、振動問題などは影響を受けにくくなる筈だと、正月に菊池さんという人から仕入れたネタを柳澤さんに教えてあげた。バードランドの新しいDACについているIEEE1394の入力端子とコンピュータは接続出来ないのだろうか? あれはSACD用だから無関係かも知れないが、例えばコンパクトフラッシュにAIFFで記憶させて、そこから音を出すなんてことも可能になるのだろう。それは一体どんな音なのか? コンパクトフラッシュとスマートメディアでは音が違うのか? マイクロドライブは小型HDだから、多分僕がCUBEに入れ換えた流体軸受HDの方が音質では有利そうだなどと妄想している。またはiPodにCDを非圧縮モードで記憶させて、そのデジタルアウトを取り出すことが出来ればいいんだがなあ。
.SDサウンド製新型パワーアンプは、2月中に試作機が出来そうという情報が入った。白いシャーシで40KG6という球を12本使ったステレオ機で、以前の物より少し(と言ってもフッターマンとかカウンターポイントほどじゃなく)出力が出せるようにするらしい。このパワーアンプで、僕にとって最優先の中高域にあと少し余裕ができたらと、待ちわびている。
いやーまいった。例のゴールドムンドリファレンスがグレードアップして遂に完成!! フォノイコ、プリはコニサー(この上にまだ3、0があるけど)4、0。 搬入の 予定を組んでいると、そこへdcsシステムもグレードアッププランの襲撃。dcsDDコン バーター972とDAコンバーター954をそれぞれもう1台使って、モノラル化で聴 く。 しかもそれぞれ全てのデジタル機器にルビジウムクロック、クロノス とdcs992(クォーツの1000倍の精度と云われる)を供給。しばらくの間、借りら れるとのこと。全く迷惑?な話だ。ノイズ対策だけで大変!!dcsだけで5台、p0、 クロノス、アナログ機器、幸い電源は専用で6系統あるのでデジタル系とアナログ系 はもちろんきりはなしこれを期にコンセントもグレードアップ。引き回しも全てやり 直し、まさに1000万オーバー対決!!!!感想は後程。
なんじゃこりゃ? あんまり凄すぎて嫉妬に狂う読者がへんなメールをよこしたりするからなあ。困るのです。でも、きかせてもらいに行ってこようっと。
☆極悪人総代表だけ欠席だったけど、とても濃い面々で行ってきました。明後日は富田宅でP70、ヴェルディ、などをきき比べる予定だ。これも楽しみだなあ。こんな事が出来るんだから、少しくらい変なメールがきたりしてもいいわ。
. ☆僕の方は今日やっとSAECのアームを取り付けた。あまりに美しくない取り付け方なので写真は無しだけど、このアーム=SAEC506/30は期待を裏切らない能力だった。そして、今日はすごく久しぶりに自分のオーディオで感動した。GOLDMUND REFERENCEが完成だって? それはいいね、こっちはKENWOOD+SAEC506/30+ブーメスタで勝負だ。まあ、勝負ってのは半分冗談だけど、でもね、丸一日あれこれやった中で一番相性が良いのはBENZMICRO L0.4で、すごく流麗で精密な音が出たりする。別の表現をすると、要するに敏感さと深みが増したようだ。ただ、流石にこれだけの代物であるから凡庸さは薄く、組み合わせによっては「?????」というような音も出てきて、これはしばらく楽しめそうだ。
SAEC506/30は実効長297mmぐらい、通常のロングアームよりちょっと短く、セミロングアームというところだ。ロングアームってのはトラッキングエラーが少ないけど、長い分鈍感なのが欠点という事になるが、このアームは非常に敏感だと思う。
あとしばらくしたら、多分どのようなアームでもまあまあしっかりと取り付けられる器具が出来そうだ。これがうまくいけば、色々なタイプのアームを手軽に交換して試す事が可能だ。LPの再生はあれこれ面倒で、その反動か、このところ「CDはいいなあ」と思っている。
☆SoundSticksが僕に与えた影響は多分みなさんが思っているよりずっと大きい。普段こちらをきいていて、メインのシステムをきくと僕はかなり調子が狂う。要するに物足りないのだが、そうそう音の傾向を変えられるわけもなく「困ったものだ」=(今に見ておれ)と思っている。
我ながら情けない話だが、音にしても写真にしても、あれこれあれこれ悩みは尽きない。手に入れた物も状態も8週間足らずで当たり前になり、新たなる不満への土台となる。出鱈目にしろ稚拙にしろ、状況が動いているときは楽しく、それこそがアマチュアの楽しみであり、ヤマモト的生活そのものである。この一月半ほどは、珍しく動きが少なかったので、どちらかと言うと辛い日々だった。しかし、音も写真もそろそろ動き始めている。
☆富田さんのお宅でヴェルディをきいた。P-70とも比較した。ヴェルディだけだとちょっとどうかなと思ったりもしたが、そこに992が加わると「おお!」って感じだった。どうせならクロノスも入れてきいてみたかった。 2002.2.19 この後、柳澤、岡崎、佐藤という悪な面子が富田宅を訪れ、しかもその後でブツを柳澤宅へ運び込み、なにやら怪しげな事をやっていたらしい。この頃、健康路線の僕は水泳をやっていたので、これには付き合っていない。
☆スタジオにモノクロ写真を焼きにきている女子大生が持ってきた「新宿の母の占い」の本によると、僕の2002年は凶、来年は大凶だそうだ。ちなみに去年は大吉だったそうだ。彼女は次回「タロット占い」をしてくれると言って帰っていった。占いはもういいから、また「らぽっぽ」のポテトパイでも持ってきてくれ。
これはPhaseTech Model P-1というカートリッジで(定価150.000円)先週から借りて使っている。製造 販売は協同電子システム(株)というところで、ビクターのMC L1000を開発した人たちが作っているらしい。と言っても、こちらはものすごくオーソドックスなタイプだから、L1000とは大幅に路線が異なる
茶色のボディは紫檀、ボロンのカンチレバーで、出力は0.25mv以上、針圧1.7〜2.0g 自重12g
LPを片面50枚ほどきいてみた、音はやや明るめでメリハリがあり、ピアノも弦もかなりいける、KENWOODのアームできいているので、明るさは2割増しかも知れない。アームやケーブルをうまく選べば、かなりいい線までいきそうな感じがする。トータルでは僕の持っているカートリッジの中でベスト5に入ってくる音で、どんどん良く鳴るようになってきたし、これなら気に入る人も沢山いると判断して紹介することにした
上のカートリッジはKP9010のアーム+LINTOをMITのケーブルで接続してきくと明るめの音になるが、フォノイコをブーメスタにしてブーメスタからプリへのケーブルをネグレックスにしてみたら、「超現代的ではないが、なかなかウエルバランス」に変身する。この様に遊べるところがLP再生の楽しみかな。
☆思うに、僕のシステムは毎日毎日12時間も鳴らし続けて、やっと要求に応える状態を維持していたらしい。今年になってからSoundSticksと半々できいていたら、やけに音が悪くなってしまっていた。それで、試しに一週間ほどガンガン鳴らしてみたら音は戻り、また自分の音が好きになってきた。先週はけっこう真剣に、「何か良いスピーカーはあるかなあ」と思っていた。
どんなトーンアームでも15分で取り替えられる装置はもうすぐ出来そう。これが出来てきたらいろいろきいて遊ぼう。やっぱり一番はSAEC506/30だな。これをしっかり取り付けることができたら、厚木さんがSPUのモノラルカートリッジを貸してくれる約束になっている。そして、手持ちのモノラル盤を全部きいてみる。カザルス、シュタルケル、ビリー・ホリディ、シェリー・マン、とても楽しみだ。
富田さんのところも柳澤さんもCDはすごいことを実験中だが、僕はずっと「本来お手軽だった筈のCDが、なんでこんなに大変になってしまうのか? 」という疑問を抱き続けている。クロックだけで200万以上なんて事になると、感覚が麻痺して「LINNのCD12って安いのかも」などと思ってしまう。一度彼らのところへCD12を持っていって比較をしてみたい。まあ、CD12が良かったとしても僕には買えないけどね。だから結局本当に安いのはTL-2+PerpetualTechnologies三点セットって事になって、そこから動けない。
借りてきいているカートリッジ PhaseTech Model P-1 は、最初、やけに明るく大ざっぱな感じだったが、LP片面100枚ほどかけると、あの明るい感じは消え、落ち着いた音になり、むしろ良い意味での重さが出てきた。一日目から直感的に「これはいけそう」と思っていたので、非常に喜ばしい変化だ。どこで売ってるのかは良く知らないので、興味のある人は045-932-2400 協同電子システム(株)に電話してきいて下さい。
富田さんによると、僕が使用してるDDコンバーター「P-1A」はかなりノイズを出している(周囲15〜20cmほど)そうなので、P-1AとP-3Aを出来るだけ離して置いた。と言っても、ラックの対角に置くという程度のことだ。何週間か前に、宮腰龍也さんがP-1AとP-3A用の自作電源ケーブルを送ってくれたので、今はこれでできいている。そのうち、オリジナルのケーブルに戻して比較してみようかと思っている。なにしろ僕はあまり敏感ではないので最低一週間ぐらいあれこれきかないと、音の変化に対する判断ができない。
SDサウンドの新型アンプは一応試作機が出来て、音質を調整中らしい。早くききたいなあ。そして、トーンアームもあれこれ試したい。SAEC 506/30はアームの支柱が長いのでTAOCの棚板に穴を空けることになるかも知れない。
新しいパワーアンプが届いた。本当に試作機で、これからまだまだ変化するので写真は掲載出来ないが、多分あと一カ月くらいで正式な製品が完成しそうだ。昨夜からきいているが、音は非常に満足すべきものになっている。僕はバイアンプにしているので、新しいアンプはKEF105の中高域を受け持っているのだが、どういう変化かと言うと「ヴェルディにdCSの992を加えた時のような感じ」って書いても、わかってくれる人はあまりいないかも知れない。似たような音だが、微妙なニュアンスや余韻がまるで違うので、とても高級なサウンドになった。そんな具合なので、クラシックのCDをきくのがすごく楽しい。 2002.2/28
新しいアンプが届いたものの、良いこと9割、?も1割ぐらいあるので、ここ数日はあれこれいじくっている。?を解決すると、最初は存在した良いことが消えて無くなったりもして、とにかく思い通りにはいかない。でも、こういう事を書いているときは?をほとんど解決した段階の事が多い。 2002.3.2
TAOCのラック(SSシリーズ)にトーンアームを取り付けるための装置が出来上がって、先ほどスタジオに届いた。思い描いた通りの素晴らしい出来で、スケルトンKP9010とこれがあれば、本当に15分ほどでトーンアームの交換が可能だ。しかも、かなりしっかりと取り付ける事が出来る。製作に協力してくれた人たちと「5個ぐらい注文が出せれば商売になるけど、まさかそうそう欲しい人ももいないだろうね」と話した。日本全国で5人いるのだろうか? TAOCに付くサイズだから、多分クワドラスパイアにもつくだろう。ゾウセカスはわからないが、プレーヤーを選べばGTラックでも使えるかも知れない。そんなわけで、今夜からはSAECの506/30でLPをきき始めた。すごく楽しくて大満足。それにしても個性の強いアームだ。やはりBENZMICRO L0.4との相性は抜群で、新型パワーアンプ+WE506/30の威力でL0.4からこんな音が出てくるとは想像できない世界だった。怖いのでOrtofonはまだ付けてみていない 2002.3.2
去年の11月頃好んでかけていたCDをひさしぶりにかけてみると、新型パワーアンプによる音質向上ぶりがよくわかる。自然体とでも言おうか、無理をして突っ張った感じが無くなった。とても微妙な変化なので、わからない人にはまるでわからないと思うが、毎日きいている僕には大きな変化だ。これで、バイアンプ導入後、なおまだ感じていた不満の大部分は解消された。今の状態でCDトランスポートをTL-0にしたらどうかとか、もっと高級なフォノイコだったらどうかなど、まだまだオーディオに対する興味は尽きない。でも、今はこの状態を楽しむ事にしよう。SAECにZYXクライオを装着してみると、これもまた異次元の音が出るし、新しいアンプになってからはCDばかりきいていて、まだSTUDIETTOの音もきいてない。さらに上級とされている機器を試せれば、それは確かに幸せだけど、それでもなおかつ残るであろう不満を解消するとしたら、新たに生まれ変わるしかなくなってしまう。 2002.3.6
この一週間の現実を書こう。SDサウンドの新型パワーアンプが届き、素晴らしい可能性を感じた。しかし、新しい機器が導入されてそのまま100%気に入った音になる筈などない。この一週間にやったことを羅列してみよう。スーパー・ツィーターを逆相接続にしてみた、スピーカーの間隔を狭めた、スピーカーを20cmほど奥に下げた、パワーアンプの電源ケーブルとプリアンプの電源ケーブルを入れ替えてみた、スピーカーの内振りをほとんどやめた、4種類のデジタルケーブルをあれこれ入れ替えた、スピーカーケーブル(上AET 下MIT)を入れ替えた、新型パワーアンプの下に黒檀のスパイクを置いてみた、スーパー・ツィーターの下に黒檀のスパイクを入れた。
やったことはこれだけあって、最終的にスピーカーの間隔と壁からの距離は元に戻し、SPケーブルはやっぱり上AETガイア 下MIT MH750に戻し、デジタルケーブルはTL-2からP-1AをAET アルチメイト・リファレンスの初期型じゃないやつ、P-1AからP-3AをAETオルフェウスにした。そしてスーパー・ツィーターは正相に戻した。その結果一週間前より満足度は向上した。やってみたものの、戻した事も沢山あるし、書き忘れていることも多分ある。そして、何故満足したのかは定かでない、単なる慣れの問題で、一週間放っておいても満足出来たのかも知れない。 2002.3.7
☆オーディオベーシック誌第22号が出来た。店頭には来週の月曜日から並ぶらしい。
厚木さんが貸してくれたSPUのモノラルカートリッジをSAECのアームに装着して音を出し始めた。モノラルのレコードなんて、そう沢山は持っていないので、まずシェリー・マンからいってみた。A面はイマイチだったが、針の掃除をしてB面をきく頃から突然音が生きた。大変気分良く「A GEM FROM TIFFANY」までを楽しんだ後、シュタルケルのコダーイをきいた。これはずっとフィリップスから出ていたCD(今は廃盤)できいていた。もちろんヨーヨー・マのSACDも良いんだけど、ちょっと違うんだなあ。モノラルの針を使ってモノラルレコードから奏でられたシュタルケルのコダーイにはやはり「ドキッとさせられる何か」があって、すごく新鮮だった。
SAEC WE506とSPUの相性が良いのか悪いのかはわからないが、ロングアームってことで許してもらおう(全体的質量とか見た目のバランス的なハナシです)。SPUは重たくて、ノーマルのウエイトではゼロバランスがとれず、面倒なのでWINDSを使って針圧3.5gにしてきいている。厚木さんはMMポジションできいてみてくれと言っていたが、僕はそれを忘れてLINTOできいた。モノラル初心者だから、使いこなしの不備はあると思うが、出てきたのはすごく良い音だったから極めて満足。
ステンレス製 重量1.7kg TAOCだけではなく、ほとんどのラックに対して取り付け可能。円筒形の部分をジョイント式にして高さ可変にしようと思っている
アバウトだが、とてもしっかり固定できるので、どんなアームでも(SMEは未確認)約15分で交換&調整ができる。アームをくわえている黒い物は写真用品でイタリア マンフロット社製のスーパークランプという物で、ヨドバシカメラで買える。これが二個とスーパークランプ同志をジョイントするダボで約10.000円
新しいパワーアンプを中高域に使うようになって、そろそろ2週間、音はこれまできいたことのないものになった。正直、一年前はここまで到達できると思っていなかった。そして明日は僕の(吉永小百合も)誕生日、ついに大台突入だ。極悪人の中では僕が一番年上で、今は潜伏中の極悪人代表O氏は僕と10才違いだったと思う。その他の皆さんは僕と4〜5才離れているあたりに沢山存在し、シカゴ〜大阪を縄張りにするKメンバーが一番若いのかも知れない。
先日SDサウンドの新しいアンプが届けられたとき、製作者の石上さんと一緒に音をきき、途中で電源ケーブルをSAラボにした。その時の音の変化はものすごいもので、石上さんは「中高域に使用しているアンプの電源ケーブルを一本取り替えただけで、音が広がり、低音の感じまで変化するのか」と驚いていた。部品や回路を変えたのならともかく、電源ケーブルでこれほど音が変化するとは信じ難い体験だったようだ。「このケーブルを付けて売ろうか」とも言っていた。
潜伏中のO氏宅へそろそろ危険な物が届くらしい。「うまくいけば来週あたり、CDvsSACDの比較試聴をやりませんか? 」という誘いの電話がきた。僕は「それでは試聴ソフトには綾戸智絵のLifeも入れてもらってCDvsSACDに加えてLPもいきましょう」と提案した。富田さんも早く自分の試聴記を書き上げないと、みんなこちらの新しい試聴記を見にいってしまいますよ。ああ、でも今はAB誌もSS誌も出たところだから、どちらも皆さんが雑誌を読み飽きた頃に感想を出してもらえば良いって事にしましょうかね。
やばい予感
今、僕のところにやばい物体がある。周囲の人は全員「故障したら修理に半年かかる上に、直っても同じ音に戻るとは限らない、絶対買うな」と助言してくれた。それにもかかわらず僕は、どうせ皿を食らうのなら毒までという気持になっている。どんな占いを見ても今年の僕は「凶」だらけで、事実あれこれひどい事が起きていて、どうやって乗りきろうかと思案中だから、せめてオーディオでは危険を避けるべきという気もする。だけど、あまりにすごい世界なので僕はいってしまいそう。これで弦楽器のLPをきくと、LINTOもAlephonoもみんな「なんて冷静な音なんだろう」と感じる。極めて演出された嘘くさい音なのだが、オーディオはどうせ嘘なんだし、これだけいい気持にしてくれば本望だ。ZYXクライオが、あの素晴らしい特性を失わずMC30superみたいに鳴るのをきくと、魔性さえ感じる。 2002.3.13
上の写真の代物 コニサー2.0 というフォノイコの存在はSS誌を読んで一応知っていた。僕はコニサーに対して、若いころSS誌を読んで「アンプが200万!! バカ言ってんじゃないよ」と腹を立てたのに近い印象を持っていた。「フォノイコが100万!! いい加減にしてくれ」僕みたいな貧乏人には縁のないフォノイコとしか思えなかった。でも、あれからそろそろ10年が経ち、コニサーも適当に古くなり、何とか手が出そうな中古価格の物に出会ったわけだ。それはともかく、ここ数年で僕も何台かフォノイコを使ってきたので、それらの印象を表にしてみよう。
さて、上記5種類と、新品だとLINTOが5台買える値段のコニサーを比較するとどうなのか。コニサーはどんなソフトもすべて良いというわけではないのだが、未体験の音楽が出現する場合がある。これが大変魅力的で、僕はこの魅力に逆らえないかも知れない。
☆厚木さんと一緒に原本さんの音をきかせてもらいに行った。前回とはまったく違う、圧倒的に強力な音になっていてすごく楽しめた。もちろん、僕の路線とは大幅に傾向が違うのだが、大好きだ。もう少し近所だったらなあ。
仮にコニサー2.0を導入するとよう。その場合、今あるフォノイコ、LINTO Alephono ブーメスターのうち1台か2台を売り飛ばさなければならない。さて、そうなった場合はどれとお別れしようか。
☆今日も色々な事が起きた。でも、多すぎて書ききれない。音は確実に良くなっている、と言うか、新しい表現が出来るようになっている。多分この状態なら、沢山の多様な価値観を持っている人に、より受け入れてもらえる筈だ。 2002.3.16
悪人「あ」の字 様
あんたのせいで善良な極悪人の僕は極道の極悪人になりつつある。もし、モノラルのLPなんか買い漁っている僕がいたら、みんな「あ」の字のせいで、この人が僕にハーマン時代のSPUモノラル(SステレオPピックUアップモノラルってのはおかしいので、正しくはCG25Dだけど、CG25Dじゃ誰もわからないから、やっぱりSPUのモノ)を貸してくれたりしたからだ
くそー、でも、そのおかげで3/16にはるばる福島からやってきた6人のお客は若者もおじさんも全員、目が点になり、硬直し、ひっくり返った。そして、僕はこのSPUを格安で譲ってもらい、「ジャズはモノラルだぜ、ほらね」なんて言いながら伝導するわけだから、こいつは彼の思うつぼって感じの展開である
僕はあまり高価な機器を使いたくないと思っている。現実に買えないという問題もあるが、高価な機器を使用して良い音を出しても面白くないし(まあ、実際には高価な機器だとかえって変な音になるあたりがオーディオの面白さでもあるが)、無理をせず、やれるところでもやれると思っている。最近やっとと言うか、ついにメジャーになったアーティスト(パン人間の)折元立身(おりもとたつみ)さんは、母親の世話をするという制約の中で、お母さんにでかい靴をはかせたり古タイヤを首からかけた作品を作っているのだが、才能のある人はどんな状況からでも良い作品を作っていける。そんな感じで、僕にとってコニサー2.0は試聴する気にもなれないタイプの無縁な機器だった。
コニサー2.0によって奏でられる音楽は、SPUとは正反対、上に記した5種類のフォノイコともまったく違う別世界で、僕はコニサーでLPをきくと昼間から目を閉じてLP片面全部をきき続けてしまう。サウンドステージがどうとか、細部がどうとかはどうでも良くて、ひたすらうっとりしてしまう。気がつくと、まるで夢遊病のごとく、ひたすらある種類のLPをかけ続ける僕がいて、その結果やっとカエターノ・ヴェローゾをきく割合が減った。
SS誌最新号にコニサー4.0の試聴記事が掲載されていて、二人の評論家が、多分同じ状態できいて感想を書いている。もちろん僕の状態とは違うわけだし、2.0と4.0という違いもあるわけだが、一人は僕と非常に似た感想を書き、もう一人はまったく異なる感想を書いている。色々な理由が考えられるが、どうしてこんなに評価が分かれるのだろうと興味深く感じた。
色々考えたが、コニサー2.0の音とはしばらく付き合ってみたいと思う。一年で飽きればその段階で別のフォノイコにするし、ずっと飽きないかも知れないし、それ以前に故障しておしまいかも知れない。コニサー以上にコニサー的な表現をするフォノイコが他に見つかれば、その段階で乗り換えるかも知れない。SPUもコニサーも、とてつもなく突出した個性をもった機器である事は事実で、これだからLP再生は楽しい。
コニサーと付き合っても良いかなと思う理由がもう一つあるとすれば。「高いんだから、全面的に良い」なんてことをまったく思っていない自分がいる事だろう。この10日間ほど使ってみて、夢見心地にもさせてくれるが、物足りない面も沢山発見した。僕は極めて冷静にコニサー2.0という個性と向きあい、自分の支配下において能力を発揮させられるという判断をした。カートリッジ一個でKEF105がJBLやアルテックに変身し、フォノイコ1台でKEF105がアマティ・オマージュに化けるなら、これは安い買い物と言えるのではないか。JBLをアマティ・オマージュのように鳴らすのは至難の業だし、逆もまた大変困難な事だ。 2002.3.21 なにしろ、15分でトーンアームを交換できるようになったので、久しぶりにマイクロのMA505sを装着した。これはブーメスタのフォノイコできいているのだが、SPUとの相性も悪くないし、今日広木さんと共にやって来た新しいタイプのZYXクライオとも意外にいける。広木さんが一緒に何枚かモノラルのLPを持ってきてくれたのでSPUできいてみると、これが良い。なんだかわからないけど、困ってしまうぐらい良い。これを言葉で説明するのは不可能だ。若いフィッシャー・ディスカウの歌う「冬の旅」なんて、モノラルだから当然1950年代の録音だけど、不思議な肉声感があり、きき惚れてしまった。世の中にはSPしかきかないとか、モノラルしかきかないという人が存在することは知っているが、それもよく理解できる。でも、僕の場合毎日こればっかりじゃ困る。
しばらくしたら、また、マグネパンのアームも出してきて音をきいてみよう。以前とはアンプも違うし、別の魅力が発見出来るかも知れない。敏感という意味ではマグネパンやウイルソン・ベネッシュのアームは敏感だろう。そして、SAECのアームも敏感だ。でも敏感の種類が異なるような気がする。マイクロのMA505sはあまり敏感ではないのだが、その甘さが魅力だ。今はこの音が新鮮でおいしく感じられるので、当分マイクロをつけておこうかなと思っている。STUDIETTO+ZYX+コニサーvsMA505s+Ortofon MC30super+ブーメスタはどう違うのだろうか? こればかりはやってみないとわからない。
僕はこのようにLP三昧なのであるが、極悪人の皆さんは近隣で集会をやっているらしく、ヴェルディ+エルガーPLUS1394なんてのを試聴して、その試聴記を送ってきてくれ始めている。最近の僕の音をきいた人からの感想も届き始めている。
「富田さんのトランスポート報告、中断したままだけど、どうするの?」
「う〜ん、今、仕事が忙しくて、書いてらんない」
「もう、みんなの興味は岡崎さん宅のヴェルディ+エルガーPLUS1394の方にいってしまって、富田さんの事なんか忘れちゃってるよ」
「まあ、雑誌と違って締め切りはないわけだから、そのうちね」
☆岡崎氏執筆による「SACDの地平」が連載されます。(1)って書いてあったから、多分(10)ぐらいまで続くのだろうと勝手に解釈していますが、どうなるんでしょうか。多忙のT氏も連載中です。原稿料は出ませんが、よろしくお願いします。
最近の状態
低域用パワーアンプが6c33のモノラル機になったので、より太く、弾力のある低音になった。電源ケーブルが付属のものなので、これを替えれば音はもう少し変化しそう
SDサウンド製アンプにはAETのTAITANあたりが標準装備になってもらいたいと思っているのだが、実現するといいなあ
スティリー・ダンの後ろの一群は川崎さんに買ってもらったLP。時間をかけて楽しませてもらってます
手前右一番上の茶色いCDは、ラムチョップ(メンバー14人!? ?)の「is a woman」毎日これをきいているという友人がスタジオに忘れていったので、代わりに僕が毎日きいている。これは買っても良いCDです
実はこのところ僕のオーディオは極めて充実している。ソフトもあれこれあれこれ、ききたいものが沢山あり、大変楽しめる。そして、不満はほとんどない。昨夜から、電源ケーブルがAETになり、デジタルケーブルも製品版アルチメイト・リファレンスになったので、音はまた変化した。音を変化させる要因が二つあるので、僕にはどれがどうだかよくわからなくなってしまった。そんなわけで、こういう時は音を判断するためのソフトなど選ばず、純粋にききたいソフトのみをかける。音はものすごく良くなった事と、ちょっとだけ失ったものがあるみたいだ。アナログの充実ぶりは前代未聞だが、CDも確実に音が良くなっていて、ききたい音楽がありすぎて困る。
タモリの「戦後日本歌謡史」というLPがオークションに出品され、先ほど13000円になった。落札価格がいくらになるのか興味深いところだ(20.500円だった)。僕はこのLPを持っているが、帯も捨ててしまったし、ここに出ている物より価値は低い。非常に数が少ない物だという事は買ったときから知っていたので、将来こういう事になるだろうと予想していた。 2002.3.28
☆冷房も暖房も不要な季節だけ、例えば毎週水曜日の夜、夕食後〜11:00まで、StudioK'sで音楽をきく会を開こうかと考えている。最高に入っても8人なので、要予約って事になる。人数に余裕があれば毎週参加もOKって事にしたい。問題は水曜日に仕事が入ってしまった場合、どうするかってことくらいだろう。どうしようかなあ。
STUDIETTO+ZYX+コニサーの組み合わせで一番良いのはクラシックの弦楽器だが、不思議に思うのは、数枚ある「長岡A級外盤セレクション」に選ばれている弦楽器のLPがイマイチなことだ。そして、オワゾリールとかアルヒーフあたりのちょっと渋い音のLPがやけに艶やかに鳴る。STUDIETTO+ZYX+Alephonoならそんな事は起きないわけで、「よくわからん」と思う。そうそう、ASTREEのヴィオールはどんな時もよく鳴るので大変満足。
AETのデジタルケーブル、新型アルチメイトリファレンスでトランスポートとDDを接続したので、DDとDACは旧型アルチメイトリファレンスとAETオルフェウスの両方を接続してみた。切り替えてきいてみると、オルフェウスの方がしっくりするようだ。
考えていても始まらないので、明後日の夜からしばらくの間、毎週水曜日は午後7時から11時まで、スタジオK'sで音楽をきく会を開くことに決めた。誰も来ないのに時間を空けるのはあまりにかわいそうなので、要予約です。ききに来たい人はメール下さい。 2002.4.1
昨日の昼間は久しぶりにモノクローム現像プリント講習会をやっていて、夜は厚木さんが音をききに来た。彼は「今ここで起きていること、山本さんがやっている事はオーディオの縮図だ」という感想を述べた。実は僕もそう思っている。そういう理由もあって、しばらく水曜日の夜はスタジオK'sで音楽をきく会にした。雑誌を読んでもピンとこない、オーディオショップの試聴でもイマイチわからない、そういう疑問がここで解決したら、オーディオはもっともっと面白くなるに違いないと思う。
☆数人の方から、水曜日に音楽をきく会への参加希望のメールを頂戴した。僕はこの反応の良さに感激した。しかし、ある程度リクエストに応える気はあるけれど、とりあえず最初のうちは参加者持参のソフトをかける気はない。でも、この催しはしばらく続くことだし、音を気に入ってくれて何回も参加という人がいたら、将来はわからない。それから、一人二人ではないので、手みやげもなしにして欲しい。金曜日からは写真展で、またお菓子がどっと集まるし、余ると本当に困るのです。「欲しいなあ」と思っている物をプレゼントしてくれる人のことは大好きなんですけどね。
☆近所の石丸には無くて、なかなか買えずにいたカエターノ・ヴェローゾとジルベット・ジルの「トロピカリア2 ドイス」をやっとのことで購入した。中身も録音も良い。このCDは随分前に「無人島に持っていくCD」の中で友人の柳田寛之さんがあげているのだが、遅ればせながら僕はやっとここまできた。昨夜わりと遅い時間に携帯電話が鳴り、表示を見ると「舞踏派」とある。「告白じゃないだろうね」と思いながら出ると「カエターノの最新ライブのDVDがHMVにあったので買った。出たら欲しいって書いていたので連絡した」との事だった。これは素晴らしい愛のお知らせだった。僕のG4 CUBEはDVDドライブがついているので、CUBEと17インチ液晶ディスプレーで鑑賞する。
参加者持参のソフトは何に例えたら良いか ? 1) 多分、初見で演奏をするようなことに近いのだろう
「SPU、すごく魅力的に鳴ってるよ」と伝えたら、広木さんも厚木さんもとっておきのソフトを持ってきてくれた。僕はすごく感謝してるし、一緒にきいた彼らもご機嫌だった。でも、最初からこうはいかないかも知れないし、そのソフトにしたって一カ月貸してもらって、あれこれ調整すればさらに魅力を引き出せるかも知れない。
参加者持参のソフトは何に例えたら良いか ? 2) 好きな人にさわられるのは快楽だけど、見ず知らずの人にさわられるのは苦痛かも知れないってことだ
上に書いた モノクローム現像プリント講習会 というのは、10:00〜18:00まで、定員8人(最高は10人)で、講習料は一人一日10.000円で行っている。参加者が撮影してきたフィルムを暗室でリールに巻いて、現像し、乾燥を待って、午後はプリントをする。初心者に教えるのは「これが引伸機で、現像液のピンセットは停止液に入れてはダメ、、、、、、、、、、、」というところからやるわけです。一回で終わらずに、じゃあ二回目はもっと大伸ばしをしようとか、三回目はスポッティングの練習も、という具合に、続けて参加の人が何人もいるから、参加者はすごく楽しんでいるようだ。イヤならそんなに何度も来ない。まあ、僕のところで3回練習すれば、「横浜のダークルーム」とかのレンタル暗室に行ってプリントをする事も可能だろう。未経験でいきなり貸し暗室を利用する心臓の強い人は、そうそういないだろう。
参加者持参のソフトは何に例えたら良いか ? 3)商売ならある程度知らない人に触られても、まあしょうがないかも
StudioK'sにはモノクロプリントをやりに来ている二つのチームがあり、カーニバルとパラダイスという楽天的な名前がついている。各々メンバー(彼らは暗室や機器や薬品の扱い方についての講習済み)は10人ぐらい合計20人ほどの人が僕に年会費を払って、月に二回づつStudioK'sでモノクロプリントを楽しんでいる。その土日以外に彼らが一日暗室とスタジオを使う場合は一日3万円で貸している。作品展のためのプリントが間に合わない場合など、4人で借りて、一日で大四つ6〜7枚仕上げれば元は取れるだろう。全紙2枚仕上げればおつりがくる。カーニバル展やパラダイス展の時のスタジオ使用料は木曜日の夜搬入、日曜日夜搬出で、これは10万円という料金設定にしている。これも「一日約3万円でスタジオを提供」ということで辻褄が合う。
オーディオ機器を含めたStudioK'sを一日貸して欲しいという要請があれば、それはそれでこたえても良いのではないかと思っている。好きなカートリッジを持ってきて試聴するのも、好きなソフトをあれこれきくのも全部OKだ。STUDIETTOのカートリッジを交換なんてのは不可だけど、僕が持っているカートリッジをKENWOODのアームできくのなら、「どうぞ何でも使って下さい」って感じだ。使い方を覚えてくれれば、例の装置を利用してアームを交換してきくのも良いだろう。アーム以外は同一条件で、一日に数本のアームの音をきけるなんて、なかなか得難い体験だろう。
しかし、僕が何かデモンストレーションをしたり、という事になると、これは「スタジオを貸す」ではないので、一日3万円では安い。貸しスタジオなら管理人だけど、教えれば講師だし、自ら音を出せば表現者になる。今日から行う「音楽を楽しむ会」:夜とは言え3〜4時間の拘束、そして音を出す行為に値段をつけるとすると、これもやはり3万円では安い。デジカメでポートレート一枚撮っても3万円ぐらいの請求は下限だ。しかし、とりあえず僕は会費など取らずにこの会を行う事に決めた。
☆4月3日の水曜日にStudioK'sで音楽をきく会は5人の参加者があった。以前より音が強くなり、密度も上がっているので僕は非常に疲れた。もはや冷房が必要だったので、この企画は4月いっぱいで終わりにする。また、知らない人に無料で音楽をきかせてあげるのは4月で終わりにするつもりだ。
ダイナベクター XV-1
モデルチェンジでXV-1sになり、定価は35万になるそうだ。新型のsタイプは赤い部分が黒檀だとか
KENWOODのアームには、このところずっとフェーズテックのカートリッジをつけていたのだが、このXV-1に付け替えると、あまりに音が違うので、僕もダイナベクターの佐々さんも驚いた
XV-1はこのごつい姿からは想像できないような、上品でやさしい音だった。これに比較するとフェーズテックはかなりバリバリ鳴る感じだ。あれはあれで楽しめる音だが、ダイナベクター+KENWOODのアーム+Alephonoだと、コニサー調の音が出てくる。ZYXクライオとの比較でもダイナベクターの方が優しい音なのだが、去年借りた時は、現在のようにZYXとの違いは出なかった。ここ半年で僕の音もかなり進化してきているのだろう
☆その後、もう少しよくきき込むと、情報量が多く繊細で、メリハリ調ではなく深みのある音に好感を持った。大人の音だから、理解するのに時間が必要だった
不思議というか何というか、オーディオには学校も講習会も塾もない、きわめて密室的な趣味だ。陶芸もダイビングも写真もみんなスクールがあるんだが、オーディオにはない。で、結局たまたま行ったショップの店員とか、雑誌に書いている評論家、身近なマニアを先生にするしかない。こんな風だからオーディオに興味を持った人たちはかわいそうだ。こうなってしまう一番の理由は、音をきかせるプロがいないからだろう。高いレベルのお手本がないのだ。僕は写真を撮る事ができたので、オーディオ誌の取材に同席も出来たし、StudioK'sをつくってからは身近にいた優秀な人たちのおかげもあってここまできた。これはとても幸運だった。
例えば演奏会に行き、自分なりの感想を持つ。後日、新聞や雑誌で音楽評論家の批評を読み「御意!」という時もあるし、「、、、、、、。」の時もある。もちろん、僕が「御意!!」と思ったとき同時に「、、、、、、、。?」と思っている人も存在するのだろう。気にいらなければ次回からそのコンサートに行かなければいいし、その評論家の好みやきいているポイントがわかるわけだから、それはまったく問題ない。あまりトンチンカンな事を書く評論家は淘汰される。
何十年もの間オーディオ雑誌の試聴記を読んでいて、いつも僕は「わからない」と思ってきた。本当に書いてあるような違いや差が出ているのだろうかという疑問、仮に色々な違いがあるとして、Aという評論家はどのように感じるのか、同じ音をきいたBという評論家どうか。いつも想像するしかなかった。裁判だって密室だけど傍聴席ってのがあるじゃないか、オーディオ評論ぐらい密室度の高いものはない。とは言え、毎号5人か10人の読者に同席させたところで限度がある。オーディオ誌の役割は製品ガイド、技術の説明、色々あるが、一番は夢を与えることだろう。問題は、オーディオ愛好者全体のレベルを上げることなのだが、HPも含めて文字には限界がある。色々な体験や実践をもつ人と直接会い、音をきかせてもらい、話をする事を繰り返せば、一般的レベルはある程度向上するのではないだろうか ?
自分も将来イチローや中田のようになれるかも知れないと思っている野球少年やサッカー少年たちのほとんどは、いつかある時どこかでそれが夢であることを悟る。楽器の演奏にしても、写真にしても、レーサーにしても同様だ。「出している音くらべ全国大会」とか、「日米対抗音楽性合戦」なんてのはあり得ないし、現実に音を出すことを生業にしている人はほとんどいない。コンサートプロや賞金で暮らしているプロがいないのだから、それに対するレッスンプロもいない。だから、オーディオをやっている人は自分の音が「最新のウエアと最新のスキー板でゲレンデに出たへっぴり腰の初心者」なのか、「暴走族」なのか、「成功の確信を持ってヨットで太平洋を横断しようとしている人」なのか「方向転換が出来ず、湘南から館山まで行ってしまったウインドサーファー」なのか、誰もわからない。
. 山本さんのKEFを初めて聴いた3年半前、外は激しい雨と雷が鳴っていた。そして今日、雨は小雨だが雷が激しく轟いている。何か特別な考えが頭の中をよぎるのを感じていた。
私は、自分で日ごろLPをモノラルのレコードで聴いているので、いつか山本さんにもこちらの世界を覗いて見ませんかと時々声を掛けていたのですが、山本さんはどうもSPUカートリッジに良い思い出が無く、いつもさそいを断られていました。しかしサエクのアーム導入をきっかけに再度山本さんに「オルトフォンCG−25Dを貸します」と強引に押し付けてしまったのでありますが、このことがKEFからとてつもない音を引き出す引き金となってしまうなんて!!。
山本さんは、余り前置きを置かずにいきなりそのサウンドを聴かせてくれた。コンテンポラリー盤のシェリー・マン/クインテット、とにかく音の勢いが良く・スピード感抜群、トランペットはブライトに響き、リーダーのバスドラムは腹に刺さる。これをブラインドテストされたら100人中100人この音がKEF MODEL105から出ているとは判らないだろう。 今回は山本さんにお願いして、私が持参したJ・コルトレーンの「バラード」オリジナルMONOプレスレコードから「ALL OR NOTHING AT ALL 」を掛けてもらったのですが、いきなりエルビン・ジョーンズのジルジャンのシンバルの音がKEFから飛び出し、一瞬、ドッキ、としてしまい、ドッキとさせるのは私の専売特許ではなかったのではないかと、驚いたしだいであります。そして、山本さんもとうとう地動説を唱えられるようになったのかなと、心の中でニコニコと考えていたのでありました 山本さんも私も、KEFがここまでの音を出すとは微塵も考えられ無かったろうと思う。当の本人がそうなのだから、不意にこのステージの観客として演奏を聴いた人は、タバコの火で手に火傷をし、ある人はコップを落とし、口が開いたまま涎を流すのではないだろうか。このサウンドはそれほどに、強く・インパクトがあり・鮮烈だった。しかし、残念ながらこのタイプの音はなかなか言葉では語りにくいというか、聴いていない人たちに判ってもらうことの難しいサウンドだと思う。
さらに山本さんは、コニサー2.0という武器で私に攻撃を仕掛けてきた。スタジエッタ・ジックスを繋がれたコニサーはKEF・MODEL105をまた別の次元の世界に誘うのであった。アルフィーフのバロック音楽が清涼感と憂いを伴って響く。なかなかこうは鳴らないものだと思う。山本さんはコニサーを最高のヴァイオリン演奏家と認めているのですが、聴かせて頂いたリッキーリー・ジョーンズは音としては確かに甘いサウンドかも知れませんが、音楽としては大変味わい深い表現をしていたと思い、私はコニサーの音楽表現の高さをしみじみ感じておりました。 そしてまたさらに今度は、PhaseTech Model P-1をKENWOODとAlephonoで聴かせてくれ、オーデイオのサウンドを意識させる力感とエッジの効いたステージを展開させた。特にウィントンの初リーダーアルバム「マリサリスの肖像」では、彼のミュートトランペットが実に印象的に響き、彼は未だにこのアルバム以上のプレイをしてはいないのいではないかと思えたほどだった。
しかし、誉めてばっかりではありますが、本当に凄いのです。JBLから驚く音を出しても当たり前かもしれませんが、今までの話は総てKEFのMODEL105から出ているサウンドのことなのです。これだけの入口の変化をストレートに伝えているMODEL105のポテンシャルを引き出した山本さんには頭が下がります。 とうとう山本さんも地球の裏側の地に立ったのでは。後は山を登るだけですよ。(単独無酸素で!!)きっとこのサウンドだったら、原本さんも「やられた。!!」と思うのではないでしょうかね。
これからも良いMONOレコードを探してください、御健闘を祈ります。
厚木 繁伸
☆僕はオーディオベーシック誌で厚木さんのことを「地球の裏側の住人」だと書いた。SPU+モノラルレコードにより、最近の僕は地球の裏側の入口までは飛んでいけるようになった。厚木さんが棲息し、目指しているのはそのまた奥の秘境かな。(ヤマモト)
山本様
昨晩は長時間どうもありがとうございました。
私にとって山本サウンドは、「オールマイティ」で「何を聴いても楽しめ」、そして「ずっと聴いていたい」音でした。これらの表現は、ちょっと(大分?)誤解を招くかもしれません。すなわち、オーディオで良く出て来る言葉(サウンドステージ、ダイナミックレンジ、分解能、実在感 etc. )を使っていないので、「そういうところはどうなの?」、という質問が来るかと思います。この問いに対する答えは「そういうことは、すべて満足されていて、その上で最初に書いたような音です」、となります。決して「そういうことはともかく・・・」、ではありません。世の中には、ハマったソースの再生はすばらしいがそれ以外はダメとか、オーディオの約束事はとりあえず置いといて何故かとても感動できてしまう音とか、1、2曲ならいいがずっと聴いているのはちょっとね、というのも多いと思いますが、山本サウンドは違います。そのあたりのことは軽くクリアした上で、オールマイティで何を聴いても楽しめ、そしてずっと聴いていたい音なのです。
これはすごいことです。
何故こういう印象になったかと考えてみましたが、たぶん「何をきいても楽しめる」というのがポイントだと思います。昨晩は山本さんが、CD、LP(モノ)、LP(ステレオ)で様々なジャンルの曲を次々に聴かせてくださいました。聴いている時はあまり意識しませんでしたが、後で考えてみるとクラシック/ジャズ/ポップス・和/洋・新/旧、と非常に考えられた選曲であったことに気づきました。これらが、すべて楽しめたのです。こういう経験は初めてです。山本さんはHPで、「ずっと音楽を聴いている」と時々書いておられますが、その理由がわかりました。この音(音楽)ならば、そうしたくなります。(悲しいかな、私は自分の家では、せいぜい1〜2時間です。。。) これは、山本さんが、音と音楽に対して深い愛情を持ってシステムを作り上げられて来た賜物だと実感致しました。
なかなか他の方の(しかもすばらしい)音を聴く機会の無い一オーディオ好きにとって、昨晩は非常に貴重な体験でした。山本サウンドは、私がオーディオを続けて行く上で一つの明確な目標となりました。
機会があれば、また是非さらに進化(&深化)した山本サウンドをお聴くかせください。
. 石川 正樹 ☆4/3の音楽をきく会に参加したから何通か感想を頂戴したが、代表で石川さんのものを掲載した。4/10についてはまだ参加申し込みはゼロなので、ききたい人はメールを下さい。5月以降はこのようなことを無料では行わないつもりです。前回参加の方も時間があれば、メールを下さい。
山本耕司様
先ほど達郎さんのオン・ザ・ストリートコーナー3を買ってきて、「やっぱり山本さんのところのようには鳴らないなあ」などと思いつつHPを見てみましたら…。
10日の参加申し込みがまだゼロですって? もったいない。世間の人たちは何を考えているのでしょう(!?)。
それでは、是非また聴かせてください。何をおいても10日のスケジュールを空けますので。 よろしくお願いいたします。
柳瀬俊也
☆水曜日の音楽をきく会には、毎回違うプログラムを用意しているので、多分すごく良い経験になると思いますよ。
仙台に住む親戚が欲しいと言うので、サウンドクリエイトにあった程度の良い中古ノーチラス805を貸してもらってスタジオで試聴した。以前きいた印象ではものすごく良いと思っていたのだが、予想をはるかに下回る鳴りかたで驚いた。もちろんKEFと同じにバイアンプで鳴らしている。これはノーチラス805が悪いのではなく、5年近くガンガン鳴らした事により、僕のKEF105が大きく育っているのだろう。それしか考えられない。きっと他のもっと大きなスピーカーを試聴しても似たような印象を持つ事だろう。英語と仏語の会話に堪能な70才になる叔母は、仙台のオーディオショップでノーチラス805を見て、試聴もしてきたらしい、先ほど電話がきて「これなら良い」と言うので迷わず買って送る事にした。
SDサウンドの新型アンプの製品版がやってきたので、明日の夜はこのアンプを低域側に使用する予定だ。音はちょっと変わったと思う。このところ音が非常に強くなってきていて、以前のようないい加減なセッティングを許してくれない。写真展のためにスピーカーを片づけて元に戻す際、試しに数センチ位置を変えた事が、新型アンプには良くなかったようで、その事に気づくのに丸一日かかってしまった。昨日までのアンプだとその数センチは大した影響がなかったのでわからなかった。 2002.4.9
☆4/17も8人になったので締め切ります。
StudioK'sで音楽をきく会の第二夜が終わった。昨夜の参加者は仙台から参加という人も含めて7人。ほとんどが初めて会う人たちで毎回雰囲気は異なるのだが、とても熱心であることに変わりはない。来週が楽しみだ。昨夜の参加者のうち何人かは「もし4/24に空きがあればまた来たい」と言っていた。4/24の予約は今のところ3名様で、初めての人が優先です。
ある程度デモンストレーション効果のあるソフトをかけることになるし、当然音量も目一杯のところで2時間半もソフトをかけ続けるのは非常に疲れる。多分参加者の疲労も大きい事だろう。家に帰っても眠れなかったという声もあったが、「そりゃ、そうだろうなあ」と思っている。
基本的に音楽を楽しむ会なので、機器を比較してどうのという事は行わない催しだが、それだけでもつまらないので、試みにフェーズテックとダイナベクターのカートリッジで綾戸智絵のLPをかけて、皆さんにどちらがお好みかを質問した。もちろん両方良いのだけれど、けっこう意見が分かれて興味深かった。当初ダイナベクターのカートリッジは一週間ということで貸してもらったのだが、事情を説明して返却を延期してもらったので、次回はブラインドできいてもらおう。まるで音が違うのでどちらが好みかを迷うことはないだろう。
やっとカエターノ・ヴェローゾの「ノイチス・ド・ノルチ ライブ」DVDを入手した。前回(ブレンダ・ミーニャ)&前々回(粋な男)のライブDVDとは違って、スーツではなくTシャツで出てきた。ちょっと太ったみたい。そして日本語の字幕がついているのが嬉しかった。CDは昨年末からずっときいていたので、曲の順番などはほとんど覚えているが、音だけではわからない部分がある。映像がつくと「やっぱり、こんなことやってたのか」なんて思えて最高だ。そして、相変わらずあのラジオ体操みたいな振りをやるんだけど、歌手ってのは歌が命で、カエターノの場合は歌が文句無しだから、転がってもおどけても、何をやってもカッコいい。
.その後でブレンダ・ミーニャのDVDを見てみると、やはりものすごく痩せていてとても妖しい感じがする。今回のライブでも相変わらず、腕やお腹を見せたりはしているが、あの妖しさはない。チェロのモレレンバウムはいつも素晴らしい演奏だし、打楽器隊の若者が、これまたいつもかわいい。もはや母国語で一緒に歌える歌手や歌を失ってしまった僕は、またまたブラジル人を羨ましく思った。 モンキー占 によると、僕は
野人派ゴールドモンキー 王者的存在 だそうだ
少々のことでは動じず、いつも堂々とした態度の人物です。自由、平等、博愛をモットーに悠々自適に人生を歩んでいきます。何事も『成せばなる』と楽天的に構え、マイペースな姿勢を崩すことがありません。誰にでも誠心誠意、変わらない態度で接していきますが、ハッキリしたところもあり、誰に対してもへりくだることなく遠慮のない言動も見受けられる。目上の人に対しても、物怖じしない悠然とした態度で接するので、度胸のある人物と見込まれる反面、図々しく自信過剰と取られる事もありそうです。しかし、見かけほど気難しいタイプではなく、困っている人を見捨てておけず、手を差し伸べる慈愛心もあります。誠意のある義理堅いつきあいをするので、誠意のない相手の態度や物の言い方に対してはこだわります。 誠実ではありますが、周囲の人を軽くあしらうような面も持っているようです。理屈をこね過ぎるところはあるものの、常に常識的で偏りのない考え方を心がけているため、誰にでも通用する正論しか口にしません。正義と誠実を信条に筋の通った堂々とした説得力で押し切っていきます。ただ、自分の考えている事は周囲も共感してくれているはずだと、純粋に思い込んでいるフシがあり、自分のモノサシで人を計りがちです。全体を見渡すバランス感覚に優れており、足りないものを補ったりしてバランスの悪いところを整えていく。また、一度にあらゆる手段を講じ、全体をうまくコントロールして最後に統合していく手際は鮮やか。 お尻が重く、取り掛かりまで時間がかかるものの、やり始めるといつのまにか何でも器用にこなしてしまうマルチプレイヤーで、応用力や適応力に優れています。その場限りのいい加減な対応はできない責任感の強さがあり、やり始めるととことんやりぬく集中力を発揮しますが、のめり込むものが見つからないと、器用貧乏に陥ってしまいがちです。冷静で客観的な判断のできるタイプではありますが、なぜか自分のことには甘くなりがちです。しかし、陰ながらの努力を怠ることのない真面目な人物です。
. ウーム 当たっているだろうか ?
参ったなあ、先週あたりからちょっと危ない感じがあったのだが、KENWOODのプレーヤーのモーターが回転しなくなった。明後日の音楽をきく会はどうすりゃいいんだ。昼間、スタジオにプリントに来たカメラマン志望の女の子に「カメラが壊れて撮れませんでしたじゃ済まないから、仕事の時はカメラを二台持って行く」なんて話をしていたのだが、プレーヤーもバックアップが必要だとは思わなかった。「有料じゃないんだからいいじゃん」ってのもありだとは思うけど、この一連のシリーズの中でモノラルのソースをかける事はかなり重要な部分で、僕としてはこれが欠如するのは極めて不本意だ。だから、あと二日以内にどうにかしなければならない。こういう時に、焦って無理矢理何かをやると別の機器を壊したりするから、注意深くやらなければいけない。とにかく、借りているダイナベクターのカートリッジはケースに入れよう。
もしも神様がプレゼントしてくれるとしても、実はKENWOOD以外に特別欲しいターンテーブルが思い浮かばない。この二年間、よく使ったからなあ、元々が古いから壊れてもしょうがないけど、さてどうしたものか。アームは沢山持っているから、出来ればターンテーブル単体で、あまり背が高くなくて、デザインがスッキリしていて、単純に33回転と45回転が普通に回ってくれれば良いだけなのだが、そいつがない。あまり強力なDDは好んでいないので、弱めのDDかベルトドライブが良い。 ターンテーブルギャラリーを見ると、世の中にはこんなにいっぱいターンテーブルがあるのになあ、と思ってしまう。厚木宅から金城さんのところへ行ったガラード301とか、その結果金城さんちから出て、ある若者のところへ行ったKENWOODのKP1100とか、「どれか自分の物にしておけば良かったかな」などとセコい考えが頭をよぎる。あれらを素通りさせたのは、スケルトンKENWOODが健在だったからに他ならない。
☆この半日で数人の方から、プレーヤーを貸すという申し出をいただいた。ありがとうございます。でも、何とかターンテーブルを借りる事が出来たので、今週はどうにかなりそう。それにしても非常に疲れた。
☆柳澤和男さんはスピーカーをボクサーT2にしたらしい。そのうちきかせてもらおう。
第三夜が終わった。8人の人が集まり、とても楽しい夕べだった。残りはあと一回、4月はちょっと痩せた。
☆岡崎さんと電話で話をした。彼はヴェルディできいたSACDの素晴らしさに驚き、手に入れようと決心したらしい。そりゃ、僕も自分の装置でヴェルディ+エルガーPLUS 1394なんてのを試聴してみたい。なるべく多くの人たちと一緒にね。
今日の午後は撮影の予定だったのだが、昼前に連絡がきて延期になった。それで仕方なく午後はずっと音楽をきいていた。夕方すごく久しぶりにR・シュトラウスをきいた。ヤノヴィッツが歌う「四つの最後の歌」をきいて、10年ちょっと前は毎晩この曲をきいてウイスキーをコップに半分ほど飲んで寝ていた、そんな時期があった事を思い出した。こういう神がかった音楽は一人できくか、よほど受け止め方を共有できる人とじゃないと一緒にはきけない。あの頃と今とではフラストレーションの種類が異なるのか、今は酒がすごく苦手になった。かつてはHPの更新もなかったからなあ。
マイクロ DQX-500 1978年製
消費税送料込みで32.870円だった。これが高いのか安いのかはまるでわからない。5年も動いてくれればOKだ
ベリーズホーエー ナピックス店のHPでこのターンテーブルを見つけたものの、電源部に貼ってあるPLAYBOYのシールにビビって2日ほど悩んだ。でも、とにかくターンテーブルがなくちゃどうしようもないので思い切って電話をし、送り先を伝えると、お店の人が「あのHPをやってる方ですか? 」と言う、しつこく値切ったりしないで良かった
大きなキズは無いものの、古い物でけっこう汚れていたから、シールを剥がし、アチコチ磨きながらセットして、届いてからこの状態になるまで約1時間半ぐらいだった。
最初、付属のアームとMA505sを入れ換えようかと思ったが、けっこう面倒そうなの断念し、とりあえずBENZMICROのL0.4で音を出してみた。特に悪い音ってわけでもないけど、良くはない音だった。これでシェル交換式なら言うことなしだ
4/24は8人の申し込みがあったので締め切ります。最終日なので、参加者持参のCDを一曲づつかける事にした。きいてみたいCD、もしくはLPを持参して下さい。
よっしーさんと交わしたメール
> 一応KENWOODは修理に出そうか、どうしようかと、 > 悩んでおります。
何となく、ではありますが、あのKPはStudioK'sの 看板の一つになっているような気もするので (勝手に思うな?) 復活を望みたい気もします。
これはなかなかの説得力である。観光名所スケルトンKENWOOD ?
だが、このアーム+ZYXクライオの繊細な表現も捨てがたい。 BENZMICRO L0.4 だと妙にボヨヨーンとした音だったが、ZYXだと良い。あれこれLPをきいてみたくなって止まらなくなるような、魅力的な状態だ。一番感動したのが、ジョルジュ・ムスタキの「私の孤独」が入っているLPで、これは30年近くきいているが、昨夜が最高だった。線も端子も古いし、このアームの本当の実力はよくわからないが、ZYXクライオとの組み合わせは楽しめるものだった。こういう瞬間はレコード好き冥利に尽きる
やっぱりもう一度KENWOODを手に入れて壊そうかなと思っている。そして、マイクロを予備にしておこうと思い始めている。
札幌からのお客様、和田博巳さん。せっかくなので、和田さんにも極悪人になっていただいた。音をきいてもらったり、色々な話をしてとても楽しかった。和田さんと僕は、読者の立場でオーディオ誌と関わっているという共通点があるように思う。その事を和田さんに伝えると「そうなんですよね」と言っていた。
今日で「水曜日の夜音楽をきく会」は最終回なのだが、このところの睡眠不足がたたったのか突然風邪をひいたらしい。マジなはなし、昨夜は死ぬかと思った。今日は和田さんも見えるし、楽しみにしていてくれる人たちに中止とも言えないし、どうしようかと思ったが、何とかなりそうなので良かった。
☆パワーアンプが入れ替わり、プレーヤーが壊れ、CDトランスポートの位置も変更し、風邪もひくなど、色々な事があったけど、水曜日の夜音楽をきく会が終わった。選曲も毎回多少の変化があったし、音量も微妙に変化した。集まってくれた人たちには直接伝えたが、StudioK'sでオーディオと戯れる会員を募ろうかと思っている。年会費3.000円ですが、これは事務連絡費というところです。会員の特典はStudioK'sが主催する催し(年間10〜12回程度)のお知らせが届くことです。催しとは 1)音に関する実験 2)機器の試聴 3)ソフトを楽しむ会 などで、内容により参加費が必要です。飲み物付きの場合もあるし、そうでない場合もあります。無理しても10人ぐらいが定員ですので、場合により入れ替え制にもなります。入会したい方はメールで申し込んで下さい。今すぐは無理だとしても、会員数100人なんてことが実現したら、色々なことがやれる。
☆StudioK'sで水曜日の夜音楽をきく会は4 回で延べ28人が集まった。みんなすごく熱心で、僕は「ブームは去ったとか言われてるけど、オーディオも捨てたもんじゃない」と実感した。
風邪は一昨日の夜がピークだったようで、今日は少し元気になった。明日から新宿文化センターで行われる「タックスノット 20周年記念大合同展」の搬入に行く。まわりはゲイの人ばかりなのだが、作品はすごく面白そうだし、僕の作品はその中でどう見てもらえるかも楽しみにしている。なんか、あやしくていいでしょ。僕の作品の題は「愛しい」というものです。それと、かつて僕の作品をタックスノットで展示した時の作品はタックスノットHP内の展示作品を見るの97年12月 に掲載されている。作品と言えば、スタジオの壁にかけてある僕の写真「ランドスケープ」(ステレオサウンド誌に出たときの写真にも写っている)を、和田さんがとても気に入ってくれて嬉しかった。 2002.4.25
☆一日で、何人かの方から入会希望のメールをいただいた。中にはスタジオには来にくいような遠方の方からの申込みもあり、驚いている。名簿その他をどうするかを検討中なので、返事はもうしばらくお待ち下さい。
3)ソフトを楽しむ会とはこういう構想
単純に、自分がいつもきいているソフトを持ち寄ってきく、うまくならないソフト、特徴のあるソフト、何でも良いから、かけまくる。その体験を集まった人たちの共通の財産にする。っていうのもありだが、それは1)音に関する実験に含まれるべき行為で、3)の意味は以下のような感じです。
僕の友人F氏は沢山のLPを所有していて、休日はそれらを楽しんでいる。若い頃から25年以上かけて集めたものだから、今では手に入りにくい物も多くある。彼に特別お気に入りの20枚を選んでもらい、自宅で楽しむように僕のスタジオに集まった人にきかせてもらいたい。ジャズの彼、モノラル盤のあの人、クラシックのHさん、という具合だ。
4月に4回行った 水曜日の夜、音楽をきく会の感想 はこちらです。
オーディオベーシック誌の取材と原稿書きをやっている。今回はけっこう大変で、予告も出せずにテキストエディタに向かっている。今度AB誌でアナログ特集をやるとしたら、僕はどんな企画をだそうかなあ、和田さんと一緒にレコードをきくなんてどうかな。だって和田さんはコニサーの音をきくと下半身の力が抜けちゃうみたいなんだもん、などど苦しまぎれの妄想モードに入っている。
左 壊れたスケルトンKP9010
右 これからスケルトンにするKP1100
やっぱりKENWOODが一番使いやすい
福岡に住む音在則孝さんのおかげで、KENWOOD復活です
マイクロは予備にとっておくことにしようっと
StudioK's 名物スケルトンKENWOOD復活
☆おかげさまで前科二犯、新しくきたKP1100の方はアームリフターのオイルが抜けているらしく、DOWNのボタンを押すとアームがドーンと落ちる。アンプがステレオ機二台になったので、CECのトランスポートを下に置き、KENWOODのプレーヤーは右側のラックの上に置くことにした。こうすると、奥のアームが使いやすくて良い。ZYXクライオ+STUDIETTO+コニサーはまったくいじる気がしないのでこれは固定。KENWOODは例の装置でアームをあれこれ取り替えたり、フォノイコを取り替えたりするつもり。KENWOODのアームにはとりあえずBENZMICRO L0.4をつけてきいている。このカートリッジは長いあいだ使っているので、新しい状態になったときはまずL0.4できいてみる事が多い。
マイクロのターンテーブルにオーディオテクニカのアームAT1010をつけて、音をきいてみたくなった
やめられない止まらない状態で、無理矢理取り付けて音をきいた。延べ5時間ぐらかかっていると思うが、出た音をきいてその苦労は報われたと感じた
こちらは軽量カートリッジ専用かな
原稿も書かずにこんなことをやってるのを金城さんに見られるとやばいかも
上のプレーヤーのインシュレーターはゴムがボロボロになっていたので、KP1100を破壊したときに余った物を使ってみた。AT1010というアームは華奢だけど、LP全盛期に作られ、単体でそこそこの値段だった物だから使っていて高級感があるし、やはり納得のいく音が得られる。音も操作感も、今売られているアームでこういうタイプは少ない。マイクロのターンテーブルは予備にするつもりだったのだが、しまっておくのも勿体ないので、こんなカタチにしてみた。この一週間はもっぱらこいつで楽しんでいる。
☆5/1は、StudioK'sに多忙な原本さんがききにきてくれた。その感想をアップしたので読んで下さい。
☆川崎さんの新居画像に加えて、僕の難癖と川崎さんの反論をアップしましたので、こちらもご覧下さい。長引きそうな予感あり。
お、そうだ。旧聞に属するかと思いますが、今「パート3」を読み返していましたら、カーロス・リベラが何ですって? ブラジル人??? 彼は「ベネズエラの太陽」ですよ。(いや、違う人のことなのかも知れませんね。)
それでは失礼しました。 柳瀬俊也
そうか、南米には違いないしブラジルとベネズエラは隣りだけど、日本と韓国がお隣りというのとは大幅に違いますね。カーロス・リベラも生きていれば55才ぐらいでしょうか? ギターを弾いて歌をうたっていましたね。矢吹丈は燃え尽きて灰になったので、生きているのか死んでしまったのかもわかりません。ところで、オーディオを題材にした漫画ってありませんねえ。僕はStudioK'sをオーディオの「トキワ荘」みたいなもんだと思ってます。女の人も一人いて「ファイヤー」なんてのを描くわけですね。でも、これを読んで笑える人はあまりいないかもなあ、、。 2002.5.7
例の装置でSAEC WE506/30を使えるようにした
やはりこのアームとBENZMICRO L0.4との相性は抜群で、非常に切れが良くしかもふくよかな音になる
困るのは、アームリフターがないから操作に少々気を使うことと、カートリッジに対する好き嫌いが激しく、ひどくキツイ音を出したりもする事だ。例えばフェーズテックのカーリッジがまるでダメで、信じられないほどキンキンした音になってしまった。L0.4に対してはこんなに包容力のある音なのに ???です
だから、WE506/30はカートリッジを沢山持っていないと良い面を引き出せないかも知れない
ゼロバランスは取れないけど、サブウエイト無しでSPUの針圧3.5gが出せるのは便利だ。その代わりスケルトンのZYXは自重が軽すぎて、SAECとかバンデンハルの重たいセラミックシェルにでも付けないと使えない
☆やっと、オーディオベーシック誌の原稿書きが終わったので、今日はとても解放された気分だった。それで、普段はきかないような、端っこに追いやられているCDをきいて過ごした。富田さんもSS誌に何か書いたそうなので楽しみです。忙しくて、今回は川崎さんのところぐらいしか予告のページが作れなかった。4月は水曜日にあんな事をやっていたために、火曜日の夜の水泳は全て休んだ。水曜日の夜と火曜日の夜は無関係のようだが、どうにも行かれなかった。
午前中にSISの大野宅へ遊びに行った。大野さんも最近はモノラルカートリッジでモノラルレコードをきいていて、今日はずっとモノラル盤をきかせてもらった。彼は「もし目の前に、1960年頃のオリジナル盤が二枚あって、もしステレオ盤とモノラル盤だったら、絶対にモノラル盤を取るだろう」と言っていた。わかるわかる。
☆カエターノ・ヴェローゾのLPを一枚手に入れたので、今日からきいている。もちろんすごく良い。やさしい歌声がさらにやさしくなり、加えて深みも出る。悟朗さんにきかせてあげたいけど、彼はLPがお好きじゃないようだから躊躇する。カエターノのSACDが出ればいいのにね。
SAEC WE506/30にダイナベクターのXV-1をつけてみた。これはすごく良い。歪み感が無く、強調された感じのない、自然できき疲れしない音で、僕はこのカートリッジを徐々に好きになってきている。目の前にカートリッジを10個並べられて一個あげると言われたら、ダイナベクターXV-1を選ぶかも知れない。ジャズとかロックをバリバリ鳴らすのならフェーズテックも捨てがたい。 2002.5.10
☆ StudioK'sで音と戯れる会 入会希望者は今のところ23人、僕としては30人ぐらいでスタートしたいのだが、今のところちょっと足らないかな。でも、100人を越えると収拾がつかなくなるような気もする。収拾がつかなくなった場合の優先権は会員番号が若い人を優先にする場合がででくる。これは決して不公平ではない、というのが僕の考えの基本にある。先に協力を約束してくれた人より後の人を優先したら、こっちの方がよほど不公平だ。と、「やまもと@脅しモード」でした。
☆StudioK'sで音と戯れる会 は25人ほどで正式にスタートした。僕は一月に一回(8月を除く)会員に対してスタジオを貸す事にした。営業的行為がらみでどこかのメーカーや代理店がスタジオ代+αを払ってくれれば会費は無料だし、そうでない場合は会員の負担になる。定員は10人だが、集まれる人は集まって話をしたり、機器の試聴や実験をしたり、その場で起きた事や体験を共有できたらと思っている。また、ダイナベクターのカートリッジやZYXのカートリッジなどを試聴したい人には貸し出そうかと思っている。不慮の事故が起きたらその時考えましょう。StudioK'sはオーディオショップではないので、もし気に入った場合はショップから買うのが良い。ショップから借りると色々期待されたりもするが、StudioK's経由の場合はそれがないのが良い面かも知れない。
☆色々な事が一段落しつつあるので、今日からしばらくバイアンプをやめる事を試みている。このあたりがオーディオの不思議なのだが、しばらくパワーアンプ二台で鳴らしていたら、1台に戻してもけっこう鳴るのだ。このまま3カ月ほどすると、またやっぱり二台じゃなくちゃダメって事になるのかも知れないし、よくわからない。わからないので当分アンプ一台で鳴らしてみよう。1台で済めばそれに越したことはない。 2002.5.12
☆さっき柳澤さんから電話がきた。僕はまだ行ってないけど、すでに極悪な連中が行き、智恵を出したり腕力を貸したり、いじくりまわしたりした結果「ボクサーT2はすごい事になっている」と柳澤さんが言う。ウナギイヌ君ことサザーランドのパワーアンプも集団で捕獲したらしい。こういう使い手を選ぶ機器はふさわしい人の所へ集まるのが良い。JBL4355からT2への移行に関しては「岡崎さん宅でSACD(ヴェルディ)をきいたことがきっかけだった」と言う。僕は5年かけてやっとKEFが最大限の能力を発揮しつつあるので、仮に誰かがもっと高い能力のスピーカーをプレゼントしてくれたとしても「また何年もかかるのはちょっと困る」のだが、柳澤さんみたいに、やるだけやったら一気に次にいけるってのは、一種の能力というか才能なのかも知れない。極悪な連中にいじらせて、音が良くなったらそれを喜べるのもやはり才能のような気がする。「山本さんにきかせると、いろいろ書かれちゃうから、もう少し待ってくれ」という話だった。楽しみだなあ。でも、オーディオはそういう超弩級のものをきいた後でロジャースのLS3/5Aをきいてもけっこう楽しめるところが良いんじゃないだろうか。
実は昨日、上の電話の後、柳澤さんがスタジオに来た。僕は「こいつはやばい」と思ってアンプをバイアンプに戻した。LPをかけると、「あれー、こんな音もあんな音も出るのか、山本さんも欲深だなあ」とか「ずるい」みたいなことを言っていた。ウナギイヌを3セット持っている上に、某所からもう1セット奪ってくる人の方が欲深でずるいと思うけどね。と、健闘をたたえ合った。 2002.5.14
その時に富田さんもチラッと来たので、彼にダイナベクターのカートリッジXV−1を託した。僕が今まできいてきたカートリッジの中でもっともトータルバランスの良さを感じる物なので、富田さんがどういう感想を持つかが楽しみだ。僕はXV−1があるとそればかり使うので、他がきけないのだが、貸し出してしまったのでSAEC WE506にはL0.4をつけ、テクニカのAT1010にはオルトフォンのSL15をつけた。久しぶりのSL15はなかなかの味わいで、多分SACDを欲しがっている人がきいたとしても「なんだかホッとする音でいいね」ということになる。また、針圧計を持ってないと出来ないワザではあるが、KP1100のアームに付いているウエイトを逆に装着すると何とかギリギリ針圧4gぐらいが出せる事を発見したので、KENWOODのアームにはモノラルカートリッジを付けっぱなしにする事にした。 2002.5.14
週間ホームページアクセス状況集計 ------------------------------------------------------------------------
http://www.246.ne.jp/~studio-k/ 解析期間:2002/05/05から2002/05/11まで ------------------------------------------------------------------------
全体の概要
(Go To: トップ: 全体の概要: 日付別リクエスト数: ドメイン別リクエスト数: ファイル別リクエスト数)
総ページリクエスト数 17260 この数字は過去最高か二番目ぐらい、どこかにリンクされたとしか考えられない
------------------------------------------------------------------------
日付別リクエスト数
日付 : リクエスト数: 割合(%): ----------:-----------------:------------------: 2002/05/05 1898 11.0 ここまではここ半年間こんな数字だったのだが 2002/05/06 2318 13.4 ここからずっと平均2500は異常だ、一体どうしたことだろう 2002/05/07 2622 15.2 2002/05/08 2359 13.7 2002/05/09 2514 14.6 2002/05/10 2679 15.5 2002/05/11 2870 16.6
ドメイン別リクエスト数
リクエスト数 : 割合(%): ドメイン: ------------:------------:---------------------: 1647 9.5 ocn.ne.jp 1123 6.5 so-net.ne.jp 1120 6.5 不明 1007 5.8 infoweb.ne.jp 943 5.5 bbtec.net 905 5.2 hi-ho.ne.jp 632 3.7 plala.or.jp 623 3.6 home.ne.jp 536 3.1 odn.ad.jp 398 2.3 dion.ne.jp 354 2.1 dti.ne.jp 332 1.9 mesh.ad.jp 282 1.6 asahi-net.or.jp 261 1.5 catv.ne.jp 218 1.3 att.ne.jp 199 1.2 zaq.ne.jp 168 1.0 tokai.or.jp 166 1.0 sony.co.jp 164 1.0 iij4u.or.jp 163 0.9 tcn-catv.ne.jp 6019 34.9 その他
ファイル別リクエスト数
リクエスト数 : 割合(%): ファイル名: ------------:------------:---------------------: 2922 16.9 /~studio-k/tcn-catv/myaudio3.html 2012 11.7 /~studio-k/ongaku.html 1953 11.3 /~studio-k/ 1370 7.9 /~studio-k/tcn-catv/kawasakisecond.html ここへのアクセスが増えるのはわかるが、これだけが原因とも思えない 806 4.7 /~studio-k/tcn-catv/tomita.html 649 3.8 /~studio-k/tcn-catv/okazaki.html 539 3.1 /~studio-k/tcn-catv/yokoku1.html 527 3.1 /~studio-k/tcn-catv/yanagisawa.html 491 2.8 /~studio-k/tcn-catv/yamamoto.html 478 2.8 /~studio-k/tcn-catv/h.html 478 2.8 /~studio-k/tcn-catv/myaudio.html 439 2.5 /~studio-k/tcn-catv/haramoto.html 398 2.3 /~studio-k/tcn-catv/myaudio2.html 357 2.1 /~studio-k/tcn-catv/secondaudio.html 349 2.0 /~studio-k/tcn-catv/isb.html 328 1.9 /~studio-k/tcn-catv/kobayasi.html 224 1.3 /~studio-k/camera.html 168 1.0 /~studio-k/tcn-catv/takano.html 159 0.9 /~studio-k/tcn-catv/bt.html 143 0.8 /~studio-k/annai.html 139 0.8 /~studio-k/menu.html 121 0.7 /~studio-k/tyouri.html 116 0.7 /~studio-k/tcn-catv/cd.html 115 0.7 /~studio-k/gallery/gallery.html 113 0.7 /~studio-k/sanpo.html 105 0.6 /~studio-k/tcn-catv/satosecond.html 96 0.6 /~studio-k/tcn-catv/deai.html 90 0.5 /~studio-k/tcn-catv/isii.html 88 0.5 /~studio-k/tcn-catv/atugi.html 82 0.5 /~studio-k/tcn-catv/soft.html 1405 8.1 その他
. ☆心因性による「更新めんどくさい病」で休んでいる間に、僕のオーディオは原因不明の音質向上があった。理由はよくわからないが音は確実に良い方向に変化した。4月の状態と比較すると随分な変化だ。
一番の変化はコニサーのフォノイコだ。借りてきて初めてきいたのは3月の半ば頃だったから、約2カ月前のことだ。通電開始二日三日〜一週間は音が変化するのは当然として、それから、約一月ほどは似たような音だった。4月に4回やったStudioK'sで音楽を楽しむ会では、毎回集まった人たちにコニサーの音はきいてもらった。この間にパワーアンプも替わっているのだが、コニサーから出てくる音は、やや響きが長く、弦楽器が麻薬的に艶やかに鳴るというものだった。反面リッキー・リー・ジョーンズの「恋するチャック」なんかをかけると、音に切れはないし低音もぼやけ気味で、良く言えば上品でおっとりした表現だった。ところが、今は以前のようなぼやけた音ではなくなった。この二ヶ月間電源は一度も切っていないのだが、通電二ヶ月後にこれだけ変化する機器には初めて出会った。STUDIETTOは一度だけTAOCのラックから降ろしたが、カートリッジはもちろんそのままだし、針圧も変えていない。コニサーの位置は一ミリも動かしていない。
そんなわけで4月は4月で精一杯の音だったが、又、新たな精一杯が始まっているようだ。
☆参加者から会費を徴収して、CDやLPなどを楽しみつつオーディオ機器の試聴をする集まりの開催に対して、随分以前から 山本様、「プロのレコード演奏家」は法的に存在し得ません。だってどのCDにも著作権あるでしょ。公にそんなことしたら著作権協会の人が使用料取りにきます。(これは架空セカンドオーディオのDr. ODRADEK氏) という風にアドバイスしてくれる人がいた。先日も別の方からメールをいただき、僕は場所の提供とは言え、会費を徴収するとお縄を頂戴ということになるのだろうかと心配していた。
有名なオーディオ評論家氏が、あるソフトをすごく良いと思って雑誌や試聴会で紹介したとする。結果、そのソフトが何千枚何万枚売れようが、彼のところにソフトメーカーからリベートがくるなんてことはないだろう。そして彼が「ほらね、こんなに良いんだよ」と言って他人にきかせ、そのきかせた行為を有料にしたとたん 公にそんなことしたら著作権協会の人が使用料取りにきます。ってことになるらしい。これはちょっと理不尽な気もする。
第三者的に見たら、宣伝してあげてるのになんで ? とさえ思う。実際、4月の「音楽をきく会」の時も、演奏&録音が良いと思うソフトをかけたわけで、沢山の人から「さっきのソフトは何か」ときかれたから、ソフトの売り上げにも少しは貢献した筈だ。もちろん宣伝料を要求するつもりなどないが、せめて著作権の使用料とチャラにしてはもらえないものだろうかと、素人の僕は思う。
しかし、どうせなら正々堂々とやりたい。闇で金を取っているんじゃ、もらう方も払う方も気分が悪い。そこで、JASRACに電話をして状況を説明した。1)集まる人数は通常10人程度、どんなに多くても15人を越えることはなく、会費は無料の時もあり、有料でも2〜3.000円、つまり一回の集まりで最低なら2.000円そして最高でも45.000円を超える事はなく、2)回数は最高に多くて月に数回、ゼロの場合もある、3)ソフトをかけて音楽を楽しみもするが、オーディオ機器の試聴という目的もあるので、同じソフトの同一部分のみを繰り返し再生する場合もあり、4)良いと思っているソフトをかける事がほとんどなので、ソフトへの宣伝効果は大いにある、5)飲食店ではない、6)納得のいく金額なら、著作権使用料を払う気持は充分にある、と説明した。JASRACの担当者は「該当するケースがないので、上部組織に伝えて検討する、しばらく時間をくれ」との返答だった。
僕は、著作権を無視してよいなどとは思っていない。このHPにしても、無断でコピーして引用したり、写真を使用されるのは困る。だから、JASRACに対しても著作権使用料を支払う気持はある。しかし、現実問題として一回5.000円とか1カ月6.000円なんて金額は到底払えるものではない
じゃあ、いくらが妥当かというのはわからないが、僕としては年間10.000円以内ならOKだと思っていた。まあ、有料と言ったところで、大儲けを目的にしているわけではないので、そんなもんでしょう
そしてJASRACから「電気店におけるBGMと同等の扱いをする」という連絡があり、提示された使用料は僕がOKだと思っていた金額以下だったので、「喜んでお払いします」と答えて、左の写真のように申請した
プリアンプのパスラボ×1から二本だしているパワーアンプへのケーブルのうち、低音用をストレートワイヤー「クレッシェンド」からワサッチ105Uに替えてみた。これは借り物なのだが、欲しくなっている。 2002.5.21
機器を交換したり、あれこれいじって音が変化している状態が一段落すると、良いソフトが欲しくなる。そんなわけで今週は新しいソフトばかりきいて過ごした。
三月の末に僕はこう書いた。
この二ヶ月間でのコニサーの音は大きく変化し、結果的としてこの両方の評論家の感想と同じだったことに気づいた。あの頃のコニサー2.0はとにかく夢見心地の音だったのだが、現在の状態だと決してほわほわした音ではなく、情報量が多く切れの良い音になっている。落ち着くまでにこんなに音が変化するんじゃ、従来式の雑誌の評論は成り立たなくなってしまうのではないか? と心配するほどの変化だ。カーグラフィックの長期テストみたいな事をやらないと、正しい評価は出来ないって事か。Webはそういう事にもう少し対応できるのかも知れない。 2002.5.22
あれこれやり尽くした感もあるので、ここらでもう一度全体の構成を見直したくなっている。明日は会員になってくれた人たちが初めてスタジオに集まる。さて、どんなことになるのやら、楽しみです。 2002.5.24
5/25の集まりは、初めての人も多かったので、まずあれこれ音をきいてもらい。それから、いくつかの実験をした。一番興味深かったのは24bitの音と16bitの音をきいてもらったことだった。どちらが24bitでどちらが16bitかは当然ふせておいたし、bitの切替をやっていることもふせて、音だけをきいての判断をしてもらったが、良い悪いというより好き嫌いがわかれた事が面白かった。
コニサーの音が変化したのは僕としてはちょっと不満だ。あのちょっと病的とも言えるあぶない感じを取り戻したくて、少しいじってみようかなと思っている。多分、電源を抜いてしばらくそのままにしてもう一度電源を入れれば、あの音に戻ることだろう。でも、それはそこで安定せず、同じことを繰り返すことになり、まるでダイエット、そしてリバウンドを繰り返すようなものだ。それに電源を抜くのはいつでも出来るわけだから、今の状態のままで、あの音に近づける事を考えている。 2002.5.27
あれこれ試したい事がでてきたので、機器はこのようになった。アンプもバイアンプをやめて、1台に戻した
トータルではバイアンプの方が良い。何というか、圧倒的な余裕が違うと思う。でも、シングルアンプの良さもあるので、この良さをいかしつつ、バイアンプをさらに越える状態に出来ないものか、というのが次の願望だ
ここまで機器の配置を変えると、電源の取り方も変えなければならないし、最低でも半日かかる。一体型CDプレーヤーなら、左のラックは二段で済むのだが、高さは三段の方が使いやすい
パワーアンプが1台の場合、プリ-パワー間のケーブルは「借り物のワサッチ」にするのが一番良い具合だった。するとストレートワイヤー「クレッシェンド」の1.2mが1ペア余ってきたので、これをSTUDIETTO-コニサー間に使ってみた。以前のあの感じとは異なるのだが、ちょっとあぶなくはかなげな感じが少し戻ってきたので、しばらくこの状態できこうと思っている。
P-1Aによる24bit化も「クレッシェンド」も、やや大げさに一言で言えば「出るものは全部ドバッっと出す」状態で、場合によっては行き過ぎになるし、好みが分かれるところだ。それでもバイアンプの時は、その圧倒的な余裕によりバランスを保ち「普通の音」でいられた。ところが、アンプをシングルに戻すと、そのバランスが崩れ、「ワサッチ」でバランスを取り戻したようだ。本当はドバッと出ている状態でうまく調整した方が結果は良いに決まっている(調整できればの話だが)。だからバイアンプにまでしてやってきたのだが、これはこれで限界が見えたと言うか、あまり強力なアンプにするとKEFの限界を超えてしまう。それで、ちょっと引き返して、別の道を歩むことにした。
僕がこんな風にやっている間、当然下の看板にリンクされている皆さんもあれこれやっている事だろう。そろそろ、何か報告がきたり、遊びに行ったりって事がありそうだ。乞う、ご期待。 2002.5.30
ブーメスタのフォノイコと愛用のカートリッジを携えて原本宅を訪問し、ここで僕は色々な事を体験し理解した。意外だったことや予想通りだったこと、とにかくオーディオはわけがわからなくて、そこが最高に面白い。 2002.6.1
最近買うレコードと言えば、モノラル盤が多い。以前なら「チェッ、モノラルかよ」と思ったものだが、最近は「おお、モノラルだ」と思うようになったのだから、変わればかわるものだ。今日はボブ・ディランの古いLPを買った。 2002.6.3
そういうLPやCDをききながら、昨日から古い「BRUTUS」を読んでいる。今まで買った沢山の雑誌は99%捨ててしまったが、僕は創刊号〜200号までのほとんどと、その後も時々買っていた300冊近い「BRUTUS」を捨てておらず、機会があったら読もうと5年間スタジオの隅に積んでおいた。第8号「贅沢は(素)敵だ」には究極のコンポとしてJBLの4343やスレッショルドのステイシス1、パラゴンにマランツ7など、高級オーディオ機器が出てきたりもする。37号にはマッキントッシュのXRT20も紹介されていて、この頃ステレオサウンドの読者ではなかった僕は、このスピーカーをBRUTUSで知った事を思いだした。 2002.6.5
それほど莫大な金額ではないから、料金を頂戴して音をきいてもらいたい人は、やれば良い。あまりにひどい音なら誰も行かなくなるだろうし、何度も何度もききたくなるような魅力的な音を出せる人の所へは、沢山の人が訪れることになるだろう。金をとったから悪いという言い方をすれば、日本で仕事をしている人は、全員悪人ってことになる
僕はかつて長い間手話通訳をやっていて「ボランティアは無償であるべき」とか「いやそんな事はない」という議論の中にいたのだが、似たようなものだろう
モノラルカートリッジとモノラルLPによる再生は快調だ。ずっとハムが出ていて、こんなもんかなと思っていたのだが、最近ハムが出なくなった。CG25DはKENWOODのアームに付けて、パスラボのAlephonoに入れているが、ほとんど固定なのでAlephonoを真っ直ぐに置いたのが良かったのかも知れない。トランスやフォノイコを使った際に出るハムノイズは置く場所で消える事もあるのでよくわからない。
ニューヨークにいる友人からメールが来て「トップページを見て驚いた。ニューヨークに来る前に山本さんが遊びに来たとき、カエターノをきかせたんだけど、覚えてる?」と書いてあった。いや、申し訳ないがまったく覚えていないのです。シルクスクリーン作家の彼が文化庁の金で奥さんと一緒にNYに行ったのは5年前だ。確か一年間の筈だったが、行ったきり帰ってこない。僕は、日本で売っていない「粋な男ライブ」のDVDがニューヨークでは買えるらしい、見つけたら買っておいて欲しいと頼んだ。カエターノのアルバムのLPもあったら買っておいて欲しい。エストランジェイロとシルクラドーライブのLPは買ったけど「ノイチス・ド・ノルチとか粋な男のLP」なんてのも存在するのだろうか? 2002.6.8
バイアンプをやめてみた結果は、軽快な音になったのが良い点、ソフトによっては音に厚みがなくなったのが不満な点だ。軽快なまま音に厚みを持たせるにはどうしたら良いのだろう? 2002.6.10
と、書いていたら、これを読んだ原本さんから、
スーパートゥイーターのレベルを少し絞ってあげれば、必然的に中域は厚味を増しますが、そうしますと、山本サウンドのもっとも魅力的な部分が失われてしまうおそれもありますので、非常に難しいですね。
というメールが届いた。だからというわけでもないのだが、半年ぶりにPT-R9のコンデンサーを0.47から0.33マイクロファラッドの物に取り替えてみた。これは正解だったようで、ききやすい音になった。ソフトによってはちょっと物足りない気もしなくはないが、それを言うとソフトごとに切り替えたくなる。本当はSPターミナルからPT-R9を接続しているSPケーブルも試したいのだが、丁度良い長さの物がないし、面倒なのでやっていない。AET GAIAの3.6mならあるんだが、、、お茶の水から新宿へ行くのに山手線に乗るような音になりそう。
先ほど柳澤さんと電話で話をした。「GEMへのケーブルをMITにしたら音が変わってしまい、それまでの調整が水の泡って感じで元のバランスに戻らない。こんなに手のかかるスピーカーは初めてだ」と言っていた。彼は面倒がらず、ここもMITにするところが偉い。「色々楽しめていいじゃない」と言ったら「こりゃ、楽しみというより苦しみだ」との事なので「15年楽しむにはそれぐらいじゃないとダメかもね」と言った。まあ、柳澤さんの事だから年内にはかなりのところまでいくんじゃないかな。「そろそろききにきていいよ」と言ってたから、心臓の強そうな女性でも伴って遊びに行こう。 2002.6.11
今夜は東京文化会館でボローニャ歌劇場「セヴィリアの理髪師」を観た。ずっとずっと待っていたオペラで、僕の2002年6月はサッカーよりはオペラだったから、すごく楽しんだ。休憩時間にワインを飲んでいると、「やっぱり」っていう感じの知人に出くわし「楽しいね」「ほんとに」とだけ話してわかれた。トライアングルと鉄琴を買ってきて、CDに合わせて叩きたくなってしまう。ロッシーニは娯楽のホームラン王です。 2002.6.12
向かって右のスピーカーの奥の方に積んであったBRUTUSとTARZANと「数冊の太陽」、それにSS誌など合計500冊ほどを