ジャック・ニコルソン縁の人 | ||
リチャード・ラッシュ 1929年4月15日、ニューヨーク生まれ。 ジャック・ニコルソンとは「爆走!ヘルズ・エンジェルス」(1967)と「ジャック・ニコルソンの 嵐の青春」(1967)でコンビを組んでいる。ラッシュはジャックと常に行き来があったわけではなく、1959年に「トゥー・スーン・トゥ・ラブ」(ジャックは端役で出演している)を撮ってからは、仕事で組んだこともなかった。彼が「爆走!ヘルズ・エンジェルス」にジャックの起用を思いついたのは、初期のウェスト・コースト・アクターズ・スタジオのクラスで、結局は舞台化されなかったヘンリー・ジャグロムの劇の一場面を演じる彼を偶然見かけたからである。「爆走!ヘルズ・エンジェルス」は。アメリカの主要メディアで批評の対象とされたジャックの初の出演作となった。 ラッシュは現場で夢中になると即興シーンを撮りはじめるなど、予測がつかないことで有名な監督である。また、カメラ好きの彼はさまざまなビジュアル・スタイルを試す一方で、演技の方は役者の好きにさせることで知られていた。そういう映画では当然、役者はまごつくこともあれば活気づくこともあり、どう転ぶかはかわらない。だが、ラッシュの映画は、低予算映画には欠けていたビジュアル面でのインパクトに富んでいた。 フィルモグラフィー 薔薇の素顔(1994) 監督 スタントマン(1980) 監督 フリービーとビーン/大乱戦(1974) 監督 …YOU…(1970)監督 七人の無法者(1968)監督 短刀(ドス)と呼ばれる男(1968)監督 ジャック・ニコルソンの 嵐の青春(1968) 監督、ジャック・ニコルソン出演 大暴走(1967)監督 爆走!ヘルス・エンジェルス(1967) 監督、ジャック・ニコルソン出演 トゥー・スーン・トゥ・ラブ(1960)監督、ジャック・ニコルソン出演 ジャック・ニコルソンの館 |