小林勝彦氏の架空セカンドオーディオ

スピーカー:B&W ノーチラス802
プリメインアンプ:マークレビンソン No383L
プレーヤー:ノッティンガム・アナログ・スタジオ ザ・スペースデッキ
CD:Luxman DU10

本当に欲しいと思っているスピーカーはB&Wノーチラスなんですが、これはセカン
ドというより、メインに欲しいスピーカーなので、今使っているスピーカー横に置く
ことが可能なトールボーイの802をチョイスしてみました。セカンドということ
で、あまり凝った構成より気楽に使えるという感じを考えてプリメインにしてみまし
た。いまだ触れたことがないのですが、使ってみたいと思ったマークレビンソンの3
83L。そして、プレーヤーはこれも現実にはメインと入れ替えても良いのではない
かと思っいるノッティンガムにしてみました。
現時点では、CDプレーヤーの無い我が家ですから、今度導入するにはDVDやSA
CDも再生できるというLUX D10を選択しました。あまり面白みが無いかもし
れませんね、夢の無い選択になっいると思います。ごめんなさい。

さて、現在の我が家のメインシステムは以下のようになっています。

   

スピーカー:Jensen G610a ウルトラ・バス・フレックスタイプの箱入り
メインアンプ:Luxman MB300
プリアンプ:オンライフリサーチ DV3000
ターンテーブル:マイクロ SX−777
アーム:オルトフォン RMG212i
カートリッジ:オルトフォン SPU GT−E


 1962年生まれの私が、オーディオに興味を持ちだしたのは、小学生の高学年の
頃、そのころは、まだシステムコンポに夢中でセパレートアンプなんて夢の世界と
思っていた。しかし、電気屋に通ってはカタログを集め、眺めてはため息を付いてい
た。そして、中学の入学祝いと称して、ONKYOのシステムコンポを買ってもらう
ことに成功した。
 しかし、高校生になる頃には、ギターを弾くことや音楽を聴く方に熱中となり、
オーディオという観点は消えていた。そして、就職してからは初めての一人暮らし
と、バイクでツーリングに出かけることに忙しく、家にいてゆっくり音楽を聴く感覚
が無くなっていた。
 家庭をもって、ひと心地着くころからオーディオにまた目覚めた。比較的近くに
オーディオ専門店があったこともあり、通いだした。最初は、ホームシアターを目指
し、サラウンドシステムを導入する事をもくろんでいたが、どういう訳かピュア・
オーディオに「どてっ」と落ちてきた。10年ほど前の話だ。

 オーディオ店が機器を試聴目的のため貸してくれると言うことに感動して、中古品
であったが、目に付くアンプ類をかり出しては、自宅のスピーカーにつなげて音の変
わるのを楽しんでいるうちに、同好の士と判明した会社の先輩が「譲ってやろうか」
と言ったスピーカーがジェンセン610aだった、最初はそんなスピーカー知りもし
なかったのですが、古いオーディオ雑誌をあさって、調べて行くうちにその設計思想
というか設計者の情熱みたいなモノを感じて、手に入れたくてたまらなくなり、譲っ
てもらうことにした。

 その後、我が家に集まって来た機器たちは、みな縁があったとか、形に惚れたとか
非常に曖昧な選択基準で、音の要素とは関係ない部分で集まったモノたちばかりで、
根拠なしの集団となったが、自分の中では、比較的それなりの音が鳴っていると思っ
ている。しかし、それは大いに独りよがりで、勘違いの世界であることは間違いない
のであるけれど、それも楽しみ方のひとつだとも思う。

 99年4月から1年仕事の関係で単身赴任。オーディオ無し生活をしていたら、自
宅に戻った2000年もほとんどオーディオから離れてしまっていた。しかし、この
冬になってまた目覚めたようで、長らく買っていなかったオーディオ雑誌も買い始め
て、読みふけっている。いつの間にかSACDがこんな状況になっていた、さらにそ
の影響かスーパー・ツゥイーターも多々発売されているようだ。そんなことを知るに
つけ、我が家の化石のようなスピーカーにもスーパーツゥイーターを付け足せば何か
変わるのかなとか、最近はアンプを変えたいとか、プレーヤーを変えたいとか思い出
している。さらに、まだ導入していないCDプレーヤーもそろそろ導入してみるべき
なのだろうか・・・。

 この趣味は眠っている時は平和だが、目覚めるととっても金食い虫だ。


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