ジャック・ニコルソンジャック・ニコルソン縁の人

イージー・ライダー

シャイニング

さすらいの二人


ミロス・フォアマン

1932年2月18日、チェコのチャースラフ生まれ。両親は大戦中ドイツの収容所で死亡。戦争孤児の寄宿学校で少年時代を送る。10代の頃から学校劇の演出で非凡な才能を発揮し、その後劇団活動を経てプラハの国立映画学校に入学、四年間演出技術と脚本を学んでいる。55年頃から国立テレビの仕事を開始し、60年代初めまで助監督、シナリオの仕事が続いた。
63年、16ミリ短編ドキュメンタリー「審査」で監督デビュー。同年「スペードのエース」で長編も手がける。「Black Peter」(64)でロカルノ国際映画祭金賞を受賞。
続いて「ブロンドの恋」(65)「火事だよ!カワイ子ちゃん」(67)などの話題作を連発、トップクラスの若手ディレクターと目されるに至ったが、68年チェコ事件が勃発しアメリカに亡命した。
渡米第一作はハイティーンと大人たちとの断絶を描いたコメディ風刺ドラマ「パパ/ずれてるゥ!」(71)でカンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞。ジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』と1984年の『アマデウス』でアカデミー監督賞を受賞している。また、ポルノ雑誌「ハスラー」の創刊者を描いた「ラリー・フリント」(96)でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、アカデミー賞監督賞にも3度目のノミネート。ジム・キャリー主演「マン・オン・ザ・ムーン」ではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した。


フィルモグラフィー
宮廷画家ゴヤは見た (2006) 監督/脚本  
アマデウス ディレクターズ・カット (2002) 監督  
マン・オン・ザ・ムーン (1999) 監督  
ラリー・フリント (1996) 監督  
恋の掟 (1989) 監督  
心みだれて (1986) 出演  
アマデウス (1984) 監督  
ラグタイム (1981) 監督  
ヘアー (1979) 監督  
カッコーの巣の上で (1975) 監督、ジャック・ニコルソン出演
時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日 (1973) 監督  
パパ/ずれてるゥ! (1971) 監督/脚本


ジャック・ニコルソンの館

カッコーの巣の上で

チャイナタウン

郵便配達は二度ベルを鳴らす