ジャック・ニコルソン縁の人 | ||
モンテ・ヘルマン 1932年7月12日、ニューヨーク生まれのロサンゼルス育ち。スタンフォード大学を卒業後にUCLAの演劇科で学んだ。彼は演劇を愛しており、ジョン・ハーマン・シェイナーからストア・シアターの建物を受け継ぎ、1959年から60年にかけて自分の劇団を率いて実験劇を上演していた。公演を観に来たロジャー・コーマンに誘われ、映画作りにも参加するようになる。その後ヘルマンはコーマン映画の舞台裏で苦労を重ねながら、映画を作るのに必要なことを身につけていき、次第に師匠であるコーマンよりも探究心が強い哲学的な映画を手掛けるようになる。 ジャック・ニコルソンはヘルマンの影響を受けたひとり。「ヘルマンは真面目すぎるくらい真面目だ。」とジャックは言っている。ヘルマンの興味は興行収入ではなく芸術にあった。ちょうど自分の作っている安ごしらえの映画に幻滅をいだきはじめていたジャックに、そういうヘルマンの信条はうまくかみ合った。 フィルモグラフィー レザボアドッグス (1991) 製作総指揮 コックファイター (1974) 監督 断絶 (1971) 監督 銃撃 (1967)監督/製作、ジャック・ニコルソン出演 フライト・トゥ・フューリー(1966)監督、ジャック・ニコルソン出演・脚本 旋風の中に馬を進めろ (1965)監督/製作 、ジャック・ニコルソン出演 バック・ドア・トゥ・ヘル (1965)監督、ジャック・ニコルソン出演 魔の谷 (1959) 監督 ジャック・ニコルソンの館 |