ジャック・ニコルソン縁の人
	ピーター・ローレ １９０４年６月２６日、旧オーストリア＝ハンガリー帝国ルゾムベロク生まれ。本名ラースロー・ローウェンスタイン。フリッツ・ラング監督のサスペンス映画『M』（１９３１）で、口笛を吹きながら子供を襲う男を演じた。この演技はそれ以降、スクリーンに登場する変質者や連続殺人犯の手本となる。ヒトラー政権下のドイツを出国しパリ、ロンドンの舞台に活動の場を移す。ヒッチコック監督の『暗殺者の家』（１９３４）と『間謀最後の日』（１９３６）で成功をおさめ、ハリウッドに進出。ひねくれ者や頭の弱い外国人の役を多く演じるが、Think Fast,Mr.Motoなど『ミスター・モト』シリーズ（１９３７～１９３９）では高潔な人物、I Was an Adventuress（１９４０）ではひょうきんな人物を演じている。第二次世界大戦後は、テレビのほか、The Beast With Five Fingers（１９４６）や『忍者と悪女』（１９６３）などの独立系ホラー映画に出演した。婚約者を殺すナチの科学者の物語Der Verlorene（１９５１）（THe Lost One)を監督した後、アメリカ国籍を取得。１９６４年、カリフォルニア州ロサンゼルスにて死去。 フィルモグラフィー   忍者と悪女（１９６３）、ジャック・ニコルソン出演 地球の危機（１９６１） 絹の靴下（１９５７） ８０日間世界一周（１９５６） 海底二万哩（１９５４） 迷路（１９４８） 毒薬と老婆（１９４４） 仮面の男（１９４４） ローレンの反撃（１９４３） カサブランカ（１９４２） マルタの鷹（１９４１） 間謀最後の日（１９３６） 罪と罰（１９３５） 暗殺者の家（１９３４） MM（１９３１） ジャック・ニコルソンの館