+++エア抜きについて+++
いわゆるディープで釣れた魚は水圧の急激な低下で浮き袋が膨らみ横になってしまうケースが多く見られます。
ライブウェル等でキープして行くにはその中では水圧が殆ど無い訳ですから、水面に浮いてしまうのでエアー抜きが必要になります。
これを怠ると直接的にバスに影響をもたらし挙句には魚を死に追いやってしまうことになり兼ねませんので、皆さんがこの様な場に直面した場合は実践して頂きたいと思います。
このコーナーはその際の参考にして頂ければと思います。

<見分け方>
時期的な物もありますが水深で言うと4m以深から釣り上げられた魚にも適応されるケースがありますが、スモールの場合10mから上がった魚でもエアー抜きをしなくて良いケースもあることがあります。
エアー抜きが必要なバスは大抵の場合、横腹にある浮き袋の辺りが膨らんで目で分かる場合があります。

キープした場合に
・浮き袋の辺が膨らんでいる場合
・暫くしても水面に浮いてしまう場合
にはエアー抜きの必要があると思って下さい。

<必要グッズ>
まさに注射針です。
これは、市販されているもので\300程度の物もありますが大型のバスの場合プロショップ等で販売されている太めの適当な長さの針を入手された方が使い分けも出来るかと思います。
また知り合いで医療関係のお仕事をされている方がいれば相談するのもひとつの手だと思います。

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<注射針>


<実践してみよう!>
実際にこれを怠ってしまうとバスにとって行き付く先は死です!失敗を恐れずに是非その場に直面したらトライしてください!!

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※1inと記載している部分は2〜3cmとお考え下さい。

@浮き袋と思われる箇所を指で押して確認してください。(上記の図を参照)
A注射針をウロコの間に約斜め45度に刺します。その際注射針から空気が出るのを目で確認する事が出来ます。
B水中内でエアーを放出して下さい。

(注)
・針を入れた後にエアーを抜く為におなかをおしてしまうと必要以上にエアーが抜け、横になって沈んでしまうケースもありますので気を付けて下さい。
・魚の浮き袋は再生能力は無いそうなので一度浮き袋に針を刺されたバスは現状の浮き袋の範囲でしか行動出来なくなるそうです。


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